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【玄人好み】シムリムタワーはマニア向けのニッチな電脳街

シムリムタワーの照明屋 シンガポール 生活
ナナフシ
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シムリムタワーを調べているあなたは、結構な電気街好きなはず

シムリムタワーは、そんなあなたにピッタリな場所です。

何が売られてるかと言うと、

  • 電気工事に使うようなケーブルや工具などの資材
  • 工場の生産機械を作るとき使う、シグナルタワー、リレー、スイッチのようなFA機器
  • 電子工作に使える電子部品(秋月とかで売ってそうなもの)

などなど

上に挙げたキーワードがピンと来る方なら、結構楽しめると思います。

この記事では、シンガポール2大電気街のひとつであるシムリムタワーについて、

  • シムリムスクエアとの違い
  • どんな商品が売られているのか?
  • シムリムタワーで買うときの注意点

について、現役エンジニアがご紹介します。

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シムリムタワーは、玄人向けの電気街

「シムリムタワー(Sim Lim Tower)」は、電気系に興味がない一般の方には全くおすすめしません。

なぜなら、完全に玄人向け電気街だからです。

「シムリムタワー」は、シンガポールにある2大電気街のひとつです。

もう一つの電気街であるシムリムスクエアとの違いをまとめるこんな感じです。

  • シムリムタワー(この記事)
    • 玄人向け
    • ニッチな店が集まっている
    • 取扱製品: 自作PCパーツ、電子工作・電気工事部品、FA機器、音響機器、照明、互換リモコンなど
  • シムリムスクエア
    • 一般向け。ライトな商品が中心
    • 取扱製品: スマホ(本体、アクセサリー、修理)、PC、TVボックスなど

以前は、

がシンガポール3大電気街と呼ばれていましたが、Funan DigitaLife Mallは、2016年に閉業しました。

シムリムタワーの特徴は、何といっても玄人向けな点でニッチな専門店が密集しています。

「えーっこんなものここで売ってるの!?」

ってなるような、見ごたえのある面白いアイテムが所狭しと並んでいます。

秋葉原の電気街が好きな人には、シムリムスクエアよりも断然楽しめると思いますよ。

ちなみに、もうひとつの電気街、シムリムスクエアは、このシムリムタワーの向かい(徒歩2分)のところにあります。

関連記事>>【シムリムスクエア】シンガポールの魅惑の電気街に潜入してみた

シンガポールの玄人向けの電気街、シムリムタワーに潜入

それでは、さっそくシムリムタワーを詳しく見ていきましょう。

シムリムタワーの外観

こちらの建物がシムリムタワーです。

背が高く、目を引く配色なので、最寄り駅やバス停から迷うことなくたどり着けるはず。

今回は、Jalan Besar側の入り口から館内に入ります。

ここで注目すべきは入り口ではなく、入り口右横の自販機

なんと、

鮭の切り身自販機です。

どういう客層が、電気街に立ち寄った帰りに鮭の切り身を買って帰るのでしょうか。

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いざ、シムリムタワーの館内へ

薄暗い館内には、通路にも商品がところせましと並んでいます。

こちらは1階の様子。

さらに地下1階も同じように、通路にまで商品が並べられています。

こちらは、PCパーツの店でしょうか。

たくさんの冷却ファンが売られてます。

このカラフルなチューブは、収縮チューブかな。

ここでは、テスターに使うさまざまなテストリードを多く取り扱っていました。

どの店舗も店内は、ぐちゃぐちゃです。

目当てのものがある場合は、探すより店員に聞いた方が早いです。

ヴィレヴァンみたいに、どこでどんな掘り出しモノに出会うかわからないワクワク感もあります。

もう12年以上前に廃番になったPanasonic製のリミットスイッチが並んでいました(ほとんどの人には響かない商品だと思いますが)。

この店は、この日定休日だったので、今も取り扱っているのか、ただ展示しているだけか不明です。

シグナルタワーも売ってます。

音響機器の店も結構ありました。

こちらも音響機器の店ですが、もはや新品なのか、中古なのかわからないレベルに陳列が雑です。

コネクタの専門店も。

こちらは、照明専門店。

決して怪しい店ではないです。

こちらも照明の専門店ですね。

館内中央には、吹き抜けが。

たしか、店舗は地下1階から3階までだったと思います。

吹き抜けの看板も、なかなか濃いですね。

こちらはケーブルを多く取り扱っています。

LED看板やら、電子部品やら、コネクタピンやら。

こちらのSpace Electronics には、エアコンのリモコン修理でお世話になりました。

修理だけでなく、エアコン、テレビなどの互換リモコン(純正ではないが操作できる)も売っています。

変圧器も売っていました。

2000Wまでしか取り扱っていませんでしたが、シンガポールでどうしても変圧器を買いたい方は、ここで買えます。

2000W変圧器は、247.50シンガポールドルで売っていました。

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シムリムタワーでの注意事項

必ず店頭でテストする

買った商品は店を出る前にその場で動作確認した方がいいです。

売っているものすべてが動くわけではありません。

店員によっては、

「それ中国製だから、動くかは保証できないよ。もし動かなかったら交換するから持ってきて」

とさらっと言ってきたりします。

原則返品はできない

シムリムタワーで買う場合、原則返品・返金はできないと思った方がいいです。

「お客様は神様」ではなく、店と客は対等で、あくまでも取引です。

「店が提示する条件(値段、返品不可、仕様など)に納得できれば買う」

「納得できないなら買わない」

の2択です。

「その商品になら、このコネクタが使えるよ。間違いない」

と、勧められて買ったのに、形状が合わずに使えなかったとしても、返品・返金はできません。

たいていの店は、

  • 不良品は同一商品に交換対応

が基本です。

良心的な店だと、

  • 同一価格以下の何かとの交換

もOKしてもらえたりします。

商品選びは慎重に、自己責任で行いましょう。

こんな偉そうに言っている私は、何度か失敗してます(笑)

失敗しても許せる額のものを買うのが、シムリムタワーを楽しむコツかなと思います。

シムリムタワーの営業時間

  • 営業時間: 各店舗ごとにバラバラ

※目安としては、11時~17時くらいは多くの店が営業してるイメージです

  • 定休日: 各店舗ごとにバラバラ

※日曜定休、土曜は短縮営業が多いです

シムリムタワーへのアクセス

シムリムタワーは、ブギスリトルインディアのちょうど中間くらいにあり、どちらからも徒歩圏です。

在住者に限らず、観光客でも立ち寄りやすい場所にあります。

車でのアクセス

自家用車、タクシーの場合

  • オーチャード駅付近から約10分
  • チャンギ空港から約20~25分

MRTでのアクセス

MRTで行く場合、青色ライン(Downtown Line)のRochor駅の目の前にあり、駅から徒歩2分です。

関連記事>>【シムリムスクエア】シンガポールの魅惑の電気街に潜入してみた

まとめ

  • シムリムタワーは、シンガポールにある2大電気街のひとつ
  • シムリムタワーは玄人向け。ニッチな専門店が集結している
  • 秋葉原の電気街が好きなコアな客層も楽しめる
  • 取扱製品: 自作PCパーツ、電子工作・電気工事部品、音響機器、照明、互換リモコンなど
  • シムリムタワーで買うときの注意点
    • 買ったらその場で動作チェック
    • 原則、返品・返金は不可
  • 場所は、ブギスとリトルインディアの中間
  • MRTの青色ライン、Rochor駅から徒歩2分でアクセス良好

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