シンガポールで最新スマホを安く買える店を探していますか?
ローカルの同僚から教えてもらったスマホショップで、最新スマホを相場より2割安く買えたので、紹介します。
この記事は下記の方にオススメです。
- シンガポールで、とにかく安く最新スマホを買いたい
- 初期設定は自分でできる
- 店員の愛想は悪くてもスマホが買えれば許せる
この記事を読むと、下記のことがわかります。
- 他の店との価格比較(Android, iPhone)
- スマホ購入の流れ
- 店舗の場所
- 安さと引き換えのデメリット
ぜひ、シンガポールでのスマホ購入の参考にしてもらえると嬉しいです。
シンガポールでスマホを購入するならブギス がオススメ
今回、ブギスのナショナルライブラリー向かいにあるRed White Mobileで、OPPOの最新スマホを買ってきました。
通常は割引販売をしていないOPPOスマホを、定価の2割引で買えました。
また、iPhoneもアップルストアで買うより安く買えます。
Red White Mobile でSIMフリースマホを買うことにした経緯
私が今回欲しかったのは、Andoroid スマホ。
今のスマホは、日本で買ってシンガポールに持ってきました。
そのため、シンガポールでスマホを買うのは今回が初めて。
条件を満たすOPPOのとある機種に狙いを定めました。
家族会議で購入許可をもらうために1円でも安く買いたいです。
そこで、職場のローカルの同僚にどこでスマホを買っているかヒアリング開始。
- ローカルの同僚が実際に買ったことがある店舗の情報
- ネット上のクチコミ情報
を基に、リスクが少なそうなこちらの2社に絞り込みました。
シンガポールのガジェット好きが集まるサイトでは、この2店の名前がよく挙がっています。
どうやら界隈では有名店のようです。
この2店のうち、ブギスにあるRed White Mobile に狙いを定めました。
Mobile Square の方は、
- 在庫変動が速い
- 比較検討しているあいだに欲しい機種が品切れになった
ので除外しました。
Red White Mobile と他社のスマホ価格比較
まず気になるのは、価格がどれだけ安いかですよね。
Red White Mobile や一般的なスマホショップ、海外スマホ通販2社の価格を比較しました。
OPPOスマホの価格比較
<OPPOのとある機種の価格比較>
実店舗系
- Red White Mobile:720シンガポールドル(約57,600円)
- Challengerなどの一般店舗: 899シンガポールドル(約72,000円)、定価販売のみ
通販系
※通販系はシンガポールまでの送料含む
この中では、Red White Mobile がダントツで安く、定価から179シンガポール割引です。
ちなみに街中にある下の写真のような一般的なスマホショップでは、横並び価格でOPPOスマホを販売していました。
店員に理由を聞くと、「OPPOは割引販売を認めていないから、どこも同じ値段」とのことでした。
iPhone 12 価格比較(参考)
Red White Mobileで、iPhone の値段は安いの?
という方向けに、2021/5時点の「iPhone 12 128GB」の価格比較を載せておきます。
<iPhone 12 128GB 価格比較>
- Red White Mobile: 1200シンガポールドル(約96000円)
- Apple store:1369シンガポールドル
- Challenger: 1369シンガポールドル(約109,520円)
※2021/5/24時点。価格は日々変動しています
Red White Mobileの方が、アップルストアやChallenger で買うより169シンガポールドル(約13,520円)安いです。
通販系2社で売られているiPhoneは、シンガポール仕様ではなく、中国・香港仕様でした。
同じ型番で比較できないため割愛しました。
Red White Mobile でのスマホ購入の流れ
- 1Whatsappで在庫確認(省略可)
欲しい機種の在庫をWhatsappでショップに確認します。
<Whatsapp 問い合わせ>
+65-8668-4811(Whatsapp専用)
在庫問い合わせの際は下記を伝えるとスムーズです。
- 機種名
- 容量
- 色
品切れリスクはありますが、在庫確認をせずに店舗に行くのもOKです。
- 2電話で取り置き依頼(省略可)
店舗に行く前に、取り置き依頼します。
これで、店に行ったら売り切れていたということが防げます。
Whatsappのチャットでは取り置き依頼ができず、わざわざ電話で取り置き依頼するように案内されました。
<取り置き依頼>
+65-6735-4811 (電話専用)
「英語で電話するのはハードルが高い、、、」
という方は、品切れリスクはありますが、取り置きせずに店舗に行くのもOKです。
- 3店舗で購入
ブギスにある店舗に行き、取り置きしている旨を伝えると、シュリンクフィルムで密封された商品が出てきます。
まずは、外装に書いてある型番、色、容量を確認します。
問題なければ、購入の意思を伝えて現金で支払いを済ませます。
領収書を忘れずに受けとりましょう。
- 4その場で動作確認
支払いを済ませると、シュリンクパックを開封して渡され、中身を確認するように促されます。
下記をチェックしました。
- 型番チェック
- アイテムがそろっているかチェック
- スマホ本体、付属品の外観チェック
- スマホの電源を入れて動作チェック
ここで不具合を指摘せず、これ以降にわかった不具合は、すべてメーカーへの持ち込み修理なので、念入りにチェックしましょう。
- 5完了
機種はあらかじめ決めていたので、店に入ってから出るまでの所要時間は15分でした。
店内では、簡単な英語のみでやりとりが終わるので、英語が苦手でも大丈夫です。
ブギスにある店舗の様子
Red White Mobile の店舗は、ブギスにあるNorth Bridge Centre の1階にあります。
店舗の入り口は、ここが目当ての店だと知らなかったら、少し入りにくい雰囲気があります。
でも、迷わず入ります。
店内は、意外と広くて明るく怪しい感じはなし。
私が行ったときは、店員が3名と客1名がいました。
カウンターの2人は、スマホ(おそらく私物)をいじっていて、奥の一人はソファでくつろぎながら電話中。
とっくに慣れましたが、この緩さはシンガポールあるあるです。
店員に話しかけると、必要最低限の受け答えだけはしてくれます。
Red White Mobile のメリット
Red White Mobile で買うメリットをいくつか挙げます。
相場価格よりスマホを安く買える
相場より安く買えるのがRed White Mobile の最大のメリットです。
私の場合、相場の2割に相当する179シンガポールドル(約14,320円)も安く買えました。
安くてもメーカー1年保証付き
あまりに安いので、
「保証はないのでは?」
と不安になりますが、メーカー保証が最低1年付いてます。
(※注記がある一部の輸入モデルは保証なし)
ちなみに、私が買った機種は、「メーカー保証2年付」と謡っていました。
購入後に、OPPOの保証期間チェッカーを使って、保証期間が本当に2年であることを確認してます。
疑問点はWhatsappで事前に聞ける
気になる点は、Whatsappで質問できます。
始めは
「こんなに安くて、変な商品をつかまされないか」
と不安でしたので、気軽に質問できるのは不安解消によかったです。
事前に気になる点をいくつか質問しましたが、15~30分以内に回答があり、レスポンスは早かったです。
電話ではなく、チャットで聞けるというのも文章で残るので安心ポイントです。
取り置き依頼可能
電話のみになりますが、取り置き依頼ができますので、「店に行ったら品切れだった」なんてことを防げます。
私は、取り置き依頼をした当日中に店に行きました。
最大何日取り置きしてもらえるかは聞き忘れました。
実店舗で受け取りなので、その場で現物確認ができる
買ったその場で動作確認できるのは、通販と比較してのメリットです。
通販で初期不良があると、メールでやりとりしたり、返送手配したりが面倒ですよね。
Red White Mobile のデメリット
ここまで読んだあなたは、きっとこう思っていますよね。
「スマホがそんなに安く買えるなんて、何か裏があるんじゃないか」
その通りです
安い分、デメリットがあります
私も、
「安いのには、何か裏があるはず」
と買う前に入念に調べました。
どれも私にとっては大きなデメリットではありませんでした。
Red White Mobile で買う前に理解しておきたい点を詳しく説明します。
返品、交換は不可
店舗での動作確認で不具合があった場合は、交換のみ受け付けてくれます(返金不可)。
しかし、店を出た後の不具合は、すべてメーカーでの修理対応です。
OPPOの場合は、シンガポールに2か所あるサービスセンターに自分で持ち込む必要があります。
親切、笑顔な対応は期待できない
日本とシンガポールは文化が違います。
特にこういう系の店は、店員と客は対等な立場です。
あくまでも、
- 店が提示する条件が飲めるなら買う
- 飲めないなら買わない
というビジネスライクな取引です。
親切丁寧な対応を期待せず、そこをドライに割り切れる方に向いています。
初期設定はやってくれない
フルサービスのスマホショップと違い、初期設定はやってくれません。
「初期設定は店員にすべてお願いしたい」という方には、Red White Mobile はおすすめしません。
現金支払いのみ
支払い方法は、実質現金払い一択です。
クレジットカード払いは、手数料がかかるのでおすすめしません。
正規ルートでの調達ではない可能性がある(推測)
店舗で購入するときに、仕入れ先について聞いたところ、
携帯電話会社(Singtel, Starhub, m1など)と代理店から仕入れている
と言っていましたので、OPPOから直接仕入れているわけではなさそうです。
また、Red White Mobile の公式サイトに、
「他店での購入から3日以内の新品(未開封・未使用品)下取り」
を受け付けている旨が書かれています。
ユーザーが携帯プランの契約更新でSingtelなどから手に入れた新品正規端末を下取りして、安く販売している可能性もあります
↑私の推測です
「もし新品下取り品だったら嫌」
という方は、正規代理店で定価で買うべきだと思います。
私が買った端末は、購入時またはその直後に下記を確認済みです。
- 箱、スマホ本体、付属品の外観、動作ともに問題なし
- OPPO公式サイトの保証期間チェッカーで、保証開始日が私が初期設定をした日になっていることを確認
そして、買ってから3週間使っていますが、今のところ問題ありません。
ちなみに領収書の金額が、私が支払った720ドルではなく、定価の899ドルで記入されていました。
ショップ店員のアンクルは、
「メーカー保証を確実に受けられるように定価で書いておいたから」
と言ってました。
GST還付(免税)は適用されない
シンガポールでは、旅行者が高額の買い物をした場合、消費税7%分が還付(返金)される制度があります。
でも、Red White Mobile は、GST還付対象外店舗です。
でも、GST還付が無いことを考慮しても十分安いので問題ではないです。
Red White Mobileへのアクセス
Red White Mobile は、ブギスにあります。
公共交通機関でのアクセス
最寄り駅は、MRTのブギス(Bugis)駅です。
青色ライン(Downtown Line)と緑色ライン(East West Line)がこの駅に停まります。
<ブギス駅からの所要時間>
- 徒歩:約3分
North Bridge Roadに沿って歩くと、大きなNationa Library が見えてきます。
Red White Mobile はその向かいにあります。
車でのアクセス
シンガポールはタクシーが安いので、タクシー移動も便利です。
<所要時間>
- オーチャードから約5分
- チャンギ空港から約20分
営業時間
<営業時間>
11時~21時
※公式HPによると21:30まで営業のはずが、whatsappで聞いたときは、21時までとの回答でした。コロナの影響で変更しているのかもしれません。
シンガポールで安くスマホを買えた話 まとめ
- Red White Mobile は、最新スマホをお得に買える
- メリット
- 最新スマホを安く買える
- whatsappで問い合わせできる
- 取り置き依頼できる
- 実店舗受け取りなので、その場で現物確認できる
- デメリット
- 返品、交換不可。原則メーカー修理
- 親切丁寧な対応は期待できない
- 現金払いのみ
- 調達ルートが不明
- GST還付は適用されない
- 私が買った端末は、外観、動作ともに問題なしの新品だった
- 店舗の場所はブギス
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