「トアパヨで、軽く子どもを遊ばせられる無料プレグラがあるか知りたい」
という方に向けて書いた記事です。
先日トアパヨを探検したときに、HDBエリアにある「センサリーパーク」で遊んできました
公共のプレグラなのでもちろん無料。
珍しく木陰が多めで、トアパヨを散歩するときに使い勝手がよさそうなプレグラでした。
プレグラ最寄りのランチ場所もあわせてご紹介します。
トアパヨ「センサリーパーク」にある 幼児向けプレグラへ
この日は、ドラゴンの遊具で有名な「ドラゴンプレイグラウンド」に行くため、トアパヨへ。
そして、その後に向かったのが、前から気になっていた「トアパヨ センサリーパーク(Toa Payoh Sensory Park)」です。
センサリーパークの前には大きく「Toa Payoh Sensory Park」と描かれたオブジェ(?)が。
トアパヨ 「センサリーパーク」は、トンネル遊具と知育系遊具が多め
こちらがトアパヨにある「センサリーパーク」のプレグラです。
このプレグラは、トンネル遊具がたくさんあります。
上から見るとこんな感じで、いくつものトンネル通具が、いろいろな方向を向いて並んでいます。
レベル的には幼児かそれ未満の子どもにぴったりな感じ。
トンネルの中は、デコボコしていて、意外と進むのは大変です。
HDBのプレグラによくある滑り台もあります。
写真に撮り忘れましたが、
- 太鼓
- ハンドルを動かすと2台の車が壁の中を動き回る歯車を使った遊具
- ベル
- 伝声管
- 床や壁に描かれた数字やアルファベット
もありました。
ちなみに、センサリーパークという名前から勝手に、押すと音が出たりする電子的な遊具がある公園を想像してました。
実際は、センサリー(Sensory)=感覚でした(笑)
五感を使って楽しむ公園といったイメージでしょうか。
オシャレな特注のごみ箱が公園内に。
平均台、うんてい、などもある
HDBのプレグラでおなじみの健康器具(?)もあります。
比較的珍しかったのは、平均台とうんていです。
うちの子どもも楽しんでいました。
プレグラのすぐ隣には、鏡や音の反射を楽しむ小道も。
こちらは、パラボラ集音器の変形版でしょうか。
2枚の皿が絶妙な距離に置かれており、中央に立って話すと音が反射して不思議な感覚になります。
トアパヨは、実はクイーンエリザベス2世も訪れたすごい街
ここでトアパヨの歴史について、少しだけ触れます。
トアパヨは、食の宝庫とか、超ローカルエリアというイメージの街ですが、実はすごい街なんです。
歴史は興味ないよ、という方は、スキップしてください。
センサリーパーク内の小道(パラボラ集音器があったところ)に、トアパヨの歴史を紹介するコーナーがあります。
そこには、こんな看板が。
イギリスのエリザベス2世女王陛下が、1972年2月18日と2006年3月17日にトアパヨを訪れた
出典:トアパヨセンサリーパーク
トアパヨは、シンガポールがまだマレーシアの一部だった頃に構想がスタートしたニュータウンです。
シンガポール初の自己完結型のサテライトシティとして1960年代に建設されました。
「自己完結型の街」ということで、市場、学校、店舗、コミュニティセンター、娯楽、公共施設などがこの街にすべてそろっています。
雇用創出、生活がすべてこの街で完結するように、当時最先端の考え方で作られたニュータウンでした。
そのため、当時のトアパヨは、シンガポールの急成長を象徴する街として、海外からの来賓に積極的に紹介されました。
エリザベス女王もその一人です。
HDB Block53の屋上からトアパヨを眺め、HDB住民のお宅訪問までしたようです。
HDB Block53は、今もセンサリーパークから徒歩5分のところにあります。
木陰は多め。でも暑さに注意
このセンサリーパークは、木が多く、木陰が多めです。
とは言え、直射日光が当たる場所もあるので、暑さ対策はしっかりしましょう。
トイレは目の前のホーカーにある
プレグラ最寄りのトイレは、目の前のホーカー「Toa Payoh Lorong 5 Food Centre」にあります。
普通ホーカーのトイレは、
- 汚い
- 有料のところもある
など、期待できないことが多いですよね。
でも、ここのトイレは違いました。
- 比較的きれいで安心して使える
- 無料
なので、全く問題なく使えます。
入り口には、この通り「無料」の貼り紙が。
トイレは最近リニューアルされたのか、このホーカー自体の雰囲気と異なり、近代的な作り。
プレグラ近くに2つのホーカーあり。ランチ、おやつもOK
センサリーパーク近くには、2つのホーカーがあります。
また、少し歩けばビャンビャン麺の名店も。
Toa Payoh Lorong 5 Food Centre
最寄りのトイレがあるホーカーで、プレグラの目の前です。
15時から営業のホーカーですが、スイーツ、フレッシュジュース系の数店舗は、午前中から営業していました。
トイレとおやつ休憩に最適です。
実は、このホーカー、お酒が好きな方にもオススメです。
夕方以降に力を入れているだけあって、サテーなど酒のつまみになるメニューも充実しており、アルコールも取り扱っています。
この日は、Ayam Penyetをテイクアウトしました。
ホーカー「Toa Payoh Lorong 5」の場所
Toa Payoh Lorong 4 Food Centre
プレグラから徒歩3分のホーカーで、こちらはランチの時間帯にも営業しています。
ホーカー「Toa Payoh Lorong 4」の場所
駅前には、ビャンビャン麺の名店も
少し歩きますが、トアパヨ駅方面に向かえば、ビャンビャン麺の名店「 Biang Noodle Xi’An Famous Food」があります。
センサリーパークから徒歩約10分です。
▽ビャンビャンビャン麺@トアパヨ/シンガポールのおすすめローカルフード
トアパヨ センサリーパークへの アクセス
トアパヨ(Toa Payoh)は、ノベナ(Novena)の北側に位置する街です。
車でのアクセス
車でアクセスする場合、下記2つの有料駐車場があります。
- プレグラのすぐ東側
- センサリーパークの西側:Toa Payoh Loron 4 Car park (Lorong 4 Toa Payoh, Block 66)
ありがたいことに、日曜と祝日の7時~22時半は駐車無料です。
MRT(電車)でのアクセス
最寄り駅は、MRTの赤色ライン(North South Line)のトアパヨ駅(Toa Payoh)駅です。
駅から徒歩10分です。
まとめ
- トアパヨセンサリーパークのプレグラは、トンネル遊具がたくさん
- 幼児以下の子どもが特に楽しめる
- トイレは目の前のホーカー内にある
- ホーカー2か所が近くにあり、ランチ、おやつも安心
- 最寄り駅は、赤色ラインの「Toa Payoh駅」
- トアパヨは、実はクイーンエリザベス2世も訪れたすごい街
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