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ヒゲを医療脱毛した2日後に、顔中に無数の「白いブツブツ」ができて大変なことになりました
きれいになるために脱毛したのに肌トラブルが起きたら、結構へこみますよね。
でもこれって、誰にでも起こり得ます。
私の場合は、毛嚢炎という炎症を起こし、目も当てられない状態になりました。
この記事では、
- 私の毛嚢炎の症状
- 発症~完治までの経過
- 毛嚢炎を避けるためのアフターケア
- トラブルに備えたクリニックの選び方
について実体験をまとめています。
症状と治るまでの経過がわかるように、炎症を起こした肌の写真を載せています。
苦手な方は注意です。
ヒゲ脱毛1回目の翌日:赤みと腫れのみ
私は、シンガポールの美容クリニックで髭の医療脱毛をしています。
脱毛の様子は、こちらの記事にまとめています。
激痛に耐えて1回目の脱毛を終えた翌日の肌の状態がこちら。
鼻下と顎下は触ってわかる程度に腫れていますが、妻に言わせると見てもわからないレベルだそうです。
また、白ニキビみたいな吹き出物が、数ヶ所だけポツポツ出ています。
上を向くと、あご下~喉にかけての皮膚が突っ張っている感じがします。
いつもどおり伸びてきたヒゲは、レーザー照射で縮んだのか、脱毛前より太く濃く見えます。
いわゆるどろぼうヒゲ状態ですね。
「レーザーを照射したのに、全然毛根が死んでない」
と、このときは思いました。
でも、大丈夫です。
あとでわかりましたが、ちゃんとレーザーは毛根に届いてます。
ヒゲ脱毛2日後にひどい毛嚢炎を発症。大量の白いブツブツが
悪夢が訪れたのは、ヒゲ脱毛の2日後の朝のことです。
朝起きると顔中に無数の白ニキビ状の吹き出物が、、、
白いブツブツが顔中に発症する悪夢
脱毛2日後に、脱毛した部位が炎症を起こし、大量の白ニキビ状の吹き出物が出現しました。
こちらが実際の写真。
赤くなるとかそういうレベルではなくもう大惨事。
でも、在宅勤務が多いこの時期で本当によかった。
特に
- 鼻下
- フェイスライン
が見てられないレベルです。
ニキビ同様に吹き出物部分は触れると軽く痛い。
顔がボコボコすぎて、ヒゲは剃れません。
あご下~喉にかけての皮膚の突っぱりレベルは、前日と同じくらい。
あまりに吹き出物がひどいので、クリニックに写真とともに連絡。
「すぐに診察しましょう」となり、この日の夜にクリニックで診察してもらいました。
クリニックを受診。毛嚢炎の薬を処方される
先生は症状を見るなり、ちょっと困った表情に。
- 吹き出物になる前に水膨れにならなかったか?
- 施術後に運動したか?
などを聞かれました。
脱毛後に運動すると汗で肌が不衛生になりやすく、この症状が出やすいとか。
でも、脱毛後はおとなしく在宅勤務していたので、該当せず。
- もともとアトピー気味なので肌が敏感
- レーザ照射で弱った肌が細菌に感染している可能性がある
とのことで、
- 塗り薬
- 飲み薬
の両方を処方されました。
クリニックで処方された薬
病院で処方された薬は、こちらの2点です。
- 塗り薬軟膏「ムピロシン」(抗生物質)
- 飲み薬(抗生物質)
ちなみに、シンガポールのクリニックなので、ドクターの説明は英語です。
そのため、病名(診断名)はわからなかったのですが、この塗り薬(ムピロシン)は、毛嚢炎の治療にも使われる薬です。
ということは、毛嚢炎の可能性が高いということでしょうか。
塗り薬は、こんな感じの軟膏タイプです。
この薬を塗ったところは、ベタベタでテカテカになります。
これを、朝夕2回の洗顔・保湿後に薄く全体的に塗りました。
また、飲み薬は5日分処方されました。
毛嚢炎とは?
ここで毛嚢炎について簡単に。
<毛嚢炎(毛包炎)とは>
・毛包炎は、毛穴の奥の毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)に起こる炎症です。
・毛包部にできた小さなキズから細菌が感染することによって起こります。
・赤みを帯びた発疹(丘疹)や周囲が赤く膿をもった発疹(膿疱)がみられます。
出典:第一三共ヘルスケア
素人目では、私の症状はまさにこれと同じでした。
ヒゲ脱毛 3日後:薬の効果は?毛嚢炎はおさまらず
脱毛初回を終えて3日目の状態はこのとおり。
昨夜からクリニックで処方された飲み薬と塗り薬を使ってますが、白ニキビは全く収まる気配なし。
白ニキビ周辺の炎症を起こしている部分が拡大しています。
また、鼻下では隣り合う白ニキビ同士が繋がって巨大化。
この時点でも、吹き出物が邪魔するので、ヒゲはまだ剃れません。
鼻下とあごの腫れは収まりました。
明後日は、出社する予定ですが、このままだと顎下から喉にかけての大量のブツブツはマスクで隠しきれません。
ドクターからは
- 日焼けはNG
- 汗をかかない方がいい
と言われているので、休日のこの日は家でおとなしく、子どもと遊んで過ごします。
夜になると、一部の大きな白ニキビがはち切れて、勝手につぶれ始めました。
ヒゲ脱毛4日後:毛嚢炎のピークを過ぎる
脱毛から4日後の朝に起きると、膿がつぶれて、一部は赤いかさぶたになっていました。
どうやら「脱毛3日後=発症から2日目」が毛嚢炎のピークだったようです。
白ニキビによる違和感も減ってきました。
さらに、あご下から喉にかけての皮膚の突っ張りもほぼゼロに。
肌はボコボコなので、まだヒゲは剃らない方がいいレベルです。
明日は出社するので、明朝はヒゲを剃りたい、、、
ヒゲ脱毛5日後:白いブツブツ減少、でもかゆくなる
脱毛初回の5日後には、白ニキビ(膿)がついになくなりました。
今日は出社するので、髭を剃りたい強い欲求に駆られました。
だってこんな無精ひげで会社に行きたくないですから。
でも、妻からのアドバイスは一言。
肌のトラブルを甘く見るな
ここは、日々肌と向き合っている妻の忠告に従うことにしました。
こんな無精ひげで会社に行くなんて人生初です。
でも、ここがシンガポールであることに救われました。
「社会人たるもの出社するなら髭を剃るのが当たり前」的な風潮はシンガポールにないので、容姿も結構自由。
障壁は自分のプライドだけです。
ありがたい。
この日から、毛嚢炎が収まったあたりが少しかゆくなってきました。
ヒゲはその後も伸び続けていますが、施術前より明らかに毛質が柔らかくなっていて不思議な感じです。
ヒゲ脱毛8~9日後:まだ赤みは残っている。ヒゲが抜け始める
脱毛から8日たっても、毛嚢炎だった場所にはまだ赤みが残っています。
この頃から、一部のヒゲがついにポロポロと抜け始めてきました。
ちなみに脱毛後から8日目のこの日まで、ヒゲは普通に伸び続けています。
毛根はレーザーで死んでいたはずなのに、どうやってヒゲが伸びていたのか謎です。
9日目の朝起きると、枕元に抜けたヒゲかボロボロと落ちてました。
ヒゲ脱毛1回目の9日後:クリニックで再診
前回の診察から1週間後に、クリニックへ再診に行きました。
ドクターに診察してもらい、経過が順調なので薬はもう塗らなくてOKに。
あとは、次の2回目の脱毛に向けて
- 脱毛後、皮膚を清潔に保つこと
- 特に枕など寝具を気をつけること
- 脱毛後、塗り薬を処方するので塗ること
- 次はレーザーを弱くして様子をみる
との説明がありました。
また毛嚢炎になるのは嫌だけど、レーザーを弱くして脱毛効果が薄れるのも嫌という複雑な心境です。
毛嚢炎は何日で治ったのか?
脱毛から2週間、発症から12日が経過しました。
このときの状態がこちら。
鼻下や首元の赤みは今も少し残っています。
でも、元々アトピー気味で、そこまできれいな肌ではなかったので、発症から12日間で完治したと言えそうです。
むしろ、ひげが抜け落ちて、
- 長年付き合ってきた青髭がなくなった
- その分肌色が明るくなった
ことから、肌が若返ったようにすら見えます。
あまりにツルツルなので、気持ちよくてつい肌をさすってしまいます。
毛嚢炎を発症したときは、自分の顔を鏡で見て絶望的な気分でしたが、今はとても気分がいいです。
毛嚢炎を避けるためのアフターケア
結果的に、毛嚢炎はきれいに治ったのですが、毛嚢炎を発症すると精神的ダメージは大きいです。
ドクターからアドバイスされた、毛嚢炎を避けるためのアフターケアはこちら。
- 1日2回洗顔後の保湿ケアを入念に
- 保湿は特に脱毛後2~3日が大事
- 皮膚を清潔に保つ
- 特に枕など寝具を清潔に保つ
- 汗をかくと不衛生になりやすいので、運動を避ける
- 1週間は日焼け厳禁
- 室内でも日焼け止めを塗ったほうがよい
室内での日焼け止めを塗った方がいいとは驚きです。
それくらい、肌が敏感になっているということですね。
毛嚢炎は繰り返すのか
ここまで読んだ方は、ふと疑問に思うかもしれません。
「アフターケアに気をつければ、2回目以降は毛嚢炎にならなかったのか?」
いいえ
私は、2回目以降も毛嚢炎になりました、、、
その後、計6回施術しましたが、ほぼ毎回毛嚢炎です。
詳しくは、「ヒゲ脱毛後の毛嚢炎は繰り返すのか?」でレポートしています。
自分の肌は弱いなと感じている方は、きちんと面倒を看てくれるクリニックを選ぶのがとても大切です。
ヒゲ脱毛後の肌トラブルに備えたクリニックの選び方
脱毛には肌トラブルのリスクがあることを、私は身を持って経験しました。
私は脱毛サロンではなく、クリニック(病院)での脱毛でしたので、
- 毛嚢炎の発症後にすぐ診察
- 塗り薬、飲み薬の処方
- 経過観察の再診
- 次回の施術での対応説明
を医師に対応してもらえたのは心強かったです。
ちなみに、私が通っているクリニックでは、
- 脱毛後の肌トラブルの診察
- 薬の処方
はどちらも無料でした。
この経験を踏まえて、脱毛後の肌トラブルに備えた安心なクリニックの選び方をメモしておきます。
肌質、体調にもよるので、脱毛後の肌トラブルを事前に予想するのは難しいと思います。
万が一トラブルがあったときに、医師に追加料金なしで対応してもらえると、財布的にも精神的にも安心感が違います。
ご参考に、下記のクリニックは、条件を満たしているので、万が一のトラブル時にも安心です。
ヒゲ脱毛後の毛嚢炎 発症から完治まで まとめ
- 脱毛1回目の2日後に毛嚢炎を発症
- 大量の白ニキビが顔中に出てきた
- すぐにクリニックを受診、飲み薬、塗り薬を処方される
- 症状が特にひどかったのは発症後の5日間
- 発症から12日間でほぼ元通りに治った
- 毛嚢炎を避けるためには、脱毛後のスキンケアが大切
- 肌トラブルに備えて、再診、薬の処方に追加料金が不要なクリニックを選んでおくと安心
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