「シムリムスクエア」を知っていますか?
職場のローカルに、シムリムスクエアに行ったことある、と言うと驚かれます
それくらい、ディープなスポットという感じです。
ガジェット系、自作PCに興味があるコアな人から、スマホのアクセサリーを安く買いたいというライトな方まで、シムリムスクエアは結構楽しめます。
この記事では、そんなシムリムスクエアについて
- 何が買えるの?
- どんな雰囲気?
- 気を付けることはある?
など、知っておきたい情報をまとめています。
関連記事>>【シムリムタワー】玄人向け電脳街はニッチな専門店が終結
シムリムスクエアはシンガポールの電気街
シンガポールの2つある電気街のうちの1つが、「シムリムスクエア(Sim Lim Square)」です
ブギス(Bugis)とリトルインディア(Little India)の真ん中くらいにあり、観光客でも寄りやすい場所です。
日本で例えると、
- 東京の秋葉原
- 大阪の日本橋
- 名古屋の大須
にあるような電器屋がビルの中に集結してます。
中国語では、「森林商業中心」と書きます。
シムリムスクエアで買えるもの
シムリムスクエアで売られているアイテムを紹介します。
この他にも様々なアイテムが売られており、ガジェット好きな方は特に楽しめると思います。
大手の電器屋では売っていないような変換アダプターも、ここに来ればたいてい売ってます。
魅惑の電気街、シムリムスクエアに潜入
それでは、さっそくシムリムスクエアの中の様子を紹介していきます。
シムリムスクエアの外観
まずは、シムリムスクエアの外観です。
結構立派な建物です。
電気街と言っても、街になっているわけではなく、このビルの中にたくさんの専門店が入っています。
そして、下の写真中央にある階段を上がると建物への入り口があります。
入り口付近はうす暗く、ちょっと怪しい雰囲気もあるので、初めてだとちょっと敷居が高いですが、大丈夫です。
迷わず入口へと進みましょう。
シムリムスクエアの館内へ
薄暗い入り口を入ると、中は明るく、怪しい感じはありません。
こちらが1階です。
中央部は吹き抜けになっており、1階から6階までが見渡せます。
吹き抜け横にはエスカレータがありますが、下りエスカレータ(下の写真左)は私が行くと、いつも止まっています(笑)
動いている日はあるのだろうか、、、
こちらは、2階の様子です。小さな専門店がところ狭しと並んでいます。
上の写真では空いている感じですが、週末になると、下の写真のように結構にぎわっています。
以下に、シムリムスクエアに多いジャンルの店をいくつか挙げておきます。
スマホ、スマホアクセサリー、カメラ
スマホやスマホのアクセサリー、カメラの取り扱いは、1階に多めですが、他の階にもあります。
スマホのアクセサリーと言うと、
- スマホ充電器、モバイルバッテリー
- ケース
- ケーブル
- 保護ガラス
などです。
下の写真で、左手に少しだけ入り口が見えている店もスマホのアクセサリー屋です。
以前は、見かけなかったYoutuber向けの照明なんかも、最近は館内のいたるところで見かけるようになりました。
関連記事>>シンガポールでスマホを購入するならブギスへ/Red White Mobile
修理系の店(パソコン(Windows、Macbook)、スマホ(iphone、Android))、PCパーツの店
パソコン、スマホを修理してくれる店も結構多いです。
店名でわかる場合もありますが、何より店頭の一角に修理スペースがあり、何かしら修理しているので、見た目ですぐわかります。
スマホやノートパソコンのバッテリー交換や、iphoneのガラス交換ができる店もあります。
下の写真の白い看板の店もPC修理の店です。
パソコンの部品も売っていることが多いです。
TVボックス(日本のテレビが見れる箱)
日本のテレビが見れるTVボックスという商品も売っています。
専門店もありますが、店の専門分野に関係なく、店先で並べて売っている場合が多いです。
下の写真の中央やや左にあるように、店頭にテレビが並んでいるのが目印です。
テレビにTVボックスのサンプルが接続されており、そこで番組のラインナップをチェックしたり、機種の違いを比較したりできます。
放送機器
珍しい取り扱いアイテムだな、と思ったのが放送機器です。
テレビ局で見るような、画面を切り替える機器やマイクなどを売っていました。
シムリムスクエアで購入する際の注意点
東南アジアの他の国と違って、変なものを売りつけられることが少ないシンガポールですが、シムリムスクエアでは、ちょっとだけ注意が必要です。
不良品のリスクあり。必ず店頭でテストすること
職場のローカルに、シムリムスクエアに今度行くと言ったときに、まっ先に言われたのが
買ったら、すぐにその場で開封して、店で動作確認をすること
です。
もし自分にとって、この商品が不良品で、返金されなかったら嫌だなという額の場合は、絶対やってください。
ほとんどがきちんと動作する品だと思いますが、万が一、家に帰ってから不良品と気づいても、正論は通じないこともあります。
その場合は、返品・返金は難しいです。
店の方も慣れているので、買ってすぐにその場で、チェックしたいと言えば、商品によっては、開梱、接続、初期設定、動作確認までやってくれます。
実は、こんなことを人に言っておきながら、私はこれまでに2度も不良品をつかまされています(笑)
ちょっと油断して、確認を怠ったというのが大きいです。
シムリムスクエアでは、不良品をつかまされても、ネタにできる程度の値段のものを買うのが、精神衛生上よいかと思います。
値札がない場合がある。価格の比較は慎重に
商品によっては、価格が表示されておらず、言い値になっている店があります。
1つの店で判断せず、いくつかの店で価格を比較検討することをおすすめします。
向かいには、シムリムタワーという玄人向けの魔界もある
シムリムスクエアのすぐ近くには、全く一般人にはおすすめできない、玄人向けの魔界「シムリムタワー(Simlim Tower)」もあります。
一般向けのシムリムスクエアと違い、シムリムタワーは、ニッチな専門店が密集している電気街です。
関連記事>>【シムリムタワー】玄人向け電脳街はニッチな専門店が終結
シムリムスクエアの飲食店
2階と地下1階に飲食店がありますので、シムリムスクエアに長居する場合は、館内で食事できます。
<シムリムスクエアの飲食店>
- 2階: ストールが数軒(飲食店)
- 地下1階
- フードコート
- サブウェイ
フードコード:地下1階
シムリムスクエアの飲食店の中でオススメなのは、地下1階のフードコートです。
店のラインナップが魅力的なことに加え、フードコートにしては珍しくアルコールも取り扱っています。
ローカルスイーツの種類も豊富なので、ちょっとした休憩にも使えます。
このフードは、次のような方に特にオススメです。
- サクッとローカルフードを楽しみたい
- でもホーカーは暑いので、涼しい屋内で食べたい
- 軽くローカルスイーツを食べて休憩したい
- 夕食にアルコールは欠かせない
単身出張者でシムリムスクエア帰りにサクッと夕食を、という方にもいいですね。
ただ、館内からフードコートへの順路は、かなりわかりにくいです。
一度外に出て、建物の南西側から直接フードコートにアクセスするほうがわかりやすいですよ。
サブウェイ:地下1階
ローカルフードに飽きてしまった人は、サブウェイで落ち着くのもありです。
サブウェイは地下1階のフードコートの隣にあります。
シムリムスクエア営業時間
営業時間:9:00~21:30
しかし、シンガポール在住の方はご存じのとおり、これはビルの営業時間です。
ビル内の各店舗は、それぞれ営業時間、営業日を独自に決めます。
そのため、上記の時間帯に必ず営業しているわけではありません。
朝早くはまだ空いていない店舗もあります。
また、日によっては、ほとんどの店が閉まっている場合もあります。
特に日曜、祝日は、閉まっている店が多めな印象です。
アクセス
シムリムスクエアは、ブギスとリトルインディアのちょうど中間くらいにあり、どちらからも徒歩圏です。
在住者に限らず、観光客でも立ち寄りやすいです。
車でのアクセス
自家用車、タクシーの場合
- オーチャード駅付近から約10分
- チャンギ空港から約20~25分
MRTでのアクセス
MRTで行く場合、青色ライン(Downtown Line)のRochor駅の目の前にあり、駅から徒歩1分です。
シムリムスクエアのまとめ
- シムリムスクエアは、シンガポールの電気街のひとつ
- スマホ、PC、スマホアクセサリー、PCパーツ、TVボックスの取り扱いあり
- スマホ、PCの修理もできる
- ガジェット系の取り扱いも豊富
- 高額品は、必ず店頭で開封し、動作確認すること
- 即決せず、慎重に価格比較すること
- シムリムスクエア地下1階、2階に飲食店あり
コメント