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デカトロンの釣具ラインナップは?シンガポールで現地調査してみた

デカトロンの釣りコーナーにある釣具(ルアー) シンガポール 生活
ナナフシ
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デカトロン「釣り具」も売ってるって知ってました?

フランスで創業し、世界65か国に展開するスポーツ用品店「デカトロン(DECATHLON)」では、60種目以上のスポーツ用品を取り扱っています。

見て回るだけでもワクワクする店内には、なんと釣具も売っています。

「釣り具が売られているなら、釣り人としてチェックせねば」

ということで、筆者が住んでいるシンガポールにあるデカトロンを調査してきました。

この記事を読むと次のことがわかります。

  • デカトロンってどんな店?
  • どんな商品を扱ってる?
  • シンガポールにあるデカトロンの店舗の種類
  • どんな釣具を売っているか?
  • デカトロンシンガポールの店内の様子
  • アクセス

関連記事>>なぜダイワの腰巻膨張式ライフジャケットDF-2709を買ったのか?

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デカトロン(DECATHLON)とは?

シンガポールにあるデカトロンの店舗(シティスクエア店)

フランスで創業した世界最大級のスポーツ用品メーカー

デカトロン(DECATHLON)は、1976年にフランス・リールで生まれ、創業45年になる世界最大級のスポーツ用品メーカーです。

その店舗数は、なんと世界65か国に約1700店

「より健康に、 より環境にやさしく」を目指し、 スポーツ・アウトドア製品を販売しています。

>>デカトロン HP

日本にも2019年に上陸。現在国内にデカトロンは2店舗

日本では、2019年までは釣り具・アウトドア用品のネット販売大手「ナチュラム」が、Quecha(ケシュア)などデカトロンの一部商品を優先的に輸入販売しているのみでした。

しかし、ついに2019年に日本にも実店舗が上陸し、今では下記2店舗が日本国内にあります。

  • デカトロン西宮店(兵庫県):2019年オープン
  • デカトロンイオン幕張店(千葉県):2020年オープン

実店舗のほかにオンラインショップでも、デカトロンの商品を買えます。

公式サイト>>【デカトロン】

デカトロン の商品はフランスで開発されるオリジナル製品

デカトロンは、日本でいうと

  • スポーツオーソリティ
  • スポーツデポ

などが近い業態ですが、それらと大きく違う点が、ナイキやアディダスなど他社ブランドを一切扱っていないことです。

取り扱っているのは、すべて自社ブランドで、自社ブランドの数はなんと約80も。

デカトロンのオリジナル製品は、フランスを中心とした 9拠点の研究開発施設で開発されており、高い機能性美しくシンプルなデザインが特徴です。

日本では、デカトロンと言えば、デカトロン上陸前からナチュラムが優先輸入販売していたポップアップテントのブランド

  • ケシュア(Quechua):アウトドアブランド

が有名です。

また、私が住んでいるシンガポールでは、デカトロンが市民権を得ており、

  • ビトゥイン(B’TWIN):サイクリングブランド
  • オクセロ(Oxelo):インラインスケート、キックボードなど滑走スポーツ
  • ニューフィール(NEWFEEL):ウォーキングシューズ 

など、さまざまなデカトロンブランド製品を街中で見かけます。

機能性が高いのに、とにかく安い

そして、デカトロンのもう一つの特徴は、オシャレで機能性が高いのに、安いことです

企画・デザインから製造、 物流、 販売まで自社で一貫して行うことでコストを抑え、それを実現しているようです。

例えば、下の10Lのバックパックは、なんと破格の490円(シンガポールでは4ドル(=320円))で売っています。

デカトロンの釣具

それでは本題の、釣り具について見ていきましょう。

デカトロンでは、カペラン(CAPERLAN)というブランド名でオリジナル開発の釣り具を取り扱っています。

日本のデカトロンは釣具の品揃えは?

オンラインサイトで各国のデカトロンを比べてみました。

日本のデカトロンは、他の国のデカトロンに比べて品数が少なく、釣り具に力を入れていないようです。

しかも、この記事を書く数日前までは、日本のサイトにも、もっと釣具ラインナップがあったのですが、急に少なくなってきています。

在庫入れ替えのために一掃しているならいいのですが少し心配です。

※2023年1月更新:日本のデカトロンでは釣り具の取り扱いを終了してしまったようです

<オンラインサイトでの釣り具の品ぞろえ比較>

  • 日本:20点  ※2023年1月追記:日本では取り扱い終了
  • タイ:136点
  • シンガポール:334点
  • フランス:2000点

※2023年1月調べ

デカトロンの本拠地、フランスでの釣り具の品ぞろえは圧倒的です。

私が住んでいるシンガポールのデカトロンも健闘してます。

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デカトロン in シンガポールの釣りコーナー

それではここから、シンガポールにあるDECATHLON(デカトロン)釣り具コーナーを紹介していきます。

こちらが、シンガポールのデカトロンの釣り具コーナーです。

シンガポールのデカトロンの釣具コーナー(ベドック(Bedok)店)

釣具屋と比較すると、充実の品揃えというわけではありませんが、スポーツ用品店としては頑張っています。

DECATHLONは、モールにも入っていますので、買い物ついでに軽く立ち寄れるのが魅力です。

観光でシンガポールに来られたときに立ち寄りやすいエリアにも大型店舗があります。

釣具のラインアップ

シンガポールのDECATHLONで取り扱っている釣り具のラインナップは、

  • ロッド
  • リール
  • ルアー・ジグヘッド
  • ライン
  • 小物類

です。

最低限のジャンルは網羅していますね。

ロッド(釣り竿)

ロッドは、

  • 投げ釣り
  • ボート釣り
  • 堤防・岸

での使用に合わせた6種類が店頭に並んでいました。

価格帯は、15~120ドル(約1200~9600円)です。

例えば、左から3番目の青いロッド(70ドル)のスペックは、こちらのとおり。

SEA LURE FISHING ROD ILICIUM-500 210

  • 長さ:2.1 m
  • 継数:2
  • 仕舞寸法:1.09 m
  • 重量:117 g
  • ガイド:Fujiガイド、 K FazLite
  • 重り負荷:10-40 g
  • テーパ:fast
  • リールシート:Seaguide XVS
  • 価格:70ドル(約5600円)

売られているロッドのグリップ部はこんな感じです。

このとき店頭に並んでいたロッドの中で一番価格が高かったのは、左端にある投げ竿で、120ドル(約9600円)でした。

投げ竿のスペックは、

  • ロッド長さ:4.2m
  • 重り負荷:100~200g

です。

リール

次はリールコーナーです。

店頭には3種類のリールが並んでいました。

例えば、一番右のリールのスペックは、


UL20 R5C FISHING REEL

  • 淡水用
  • ボディ・ローター:カーボン製
  • スプール:アルミ製+ABS製が1個ずつ
  • スプール容量:直径0.22㎜糸、165m
  • ドラグ:3㎏リアドラグ
  • ベアリング数:5
  • 重量:276g
  • 価格:30ドル(約2400円)

直径0.22㎜の糸というのは、ナイロン、フロロの場合、1.75号または7ポンド相当が目安です。

ベアリングを5つ搭載していて、リアドラグ採用で2400円です。

使ったことはないので使用感、耐久性はわかりません。

ロッド&リールセット

これは使えるかもな、と思ったのはこちらのロッド&リールセット。

ロッド、糸付きリール、仕掛けがセットで たった35ドル(約2800円)です。

安いので、値段相応のクオリティだとは思いますが、小さな子どもが初めて扱う釣り竿にはちょうどよさそうです。

シンガポールの釣り具屋ではあまり見かけない振り出し竿で、たたむと55cmになるので、持ち運びもコンパクトです。

このロッド&リールセットのスペックはこちら。

SEA-FISHING DISCOVERY KIT UFISH SEA 150 ETU

価格:35ドル(約2800円)

<ロッドのスペック>

  • 長さ:1.5 m
  • 重り負荷:10 g – 30 g
  • 仕舞寸法:0.55 m
  • 継数:4
  • 重さ:100 g
  • 材質:グラスファイバー

<リールのスペック>

  • 型番:BAUXIT-100 SW 3000
  • ライン: 直径0.35㎜、120m付き
  • ベアリング数:1
  • 巻取り量:80 cm
  • スプール容量 mm/m: 0.25/210 0.3/165 0.35/125
  • 重量:268 g
  • ドラグ: 4.5 kg
  • 材質:カーボン

<付属品>

  • ケース
  • 仕掛け:4セット

ロッドの調子(テーパー)が不明ですが、サビキ釣りに使えるかもしれません。

ロッド長さが2.4mのセットも売られています。

2.4mのセットは、1.5mセットよりロッドが90cm長く、総重量が80g重いので、小さな子どもには少し扱いづらそうです。

また重り負荷が大きく、ロッドが固いので、小魚の引きを楽しむには不向きです。

ルアー・ジグヘッド

ルアーについては、アジング以外詳しくないので、深くは語れません。

淡水、ソルトウォーター用どちらもありました。

こちらの、24g、長さ120㎜のソフトルアーは、セール品で2個セットで4ドル(約320円)

こちらの20gのルアーは、ソルトウォーター可で、4ドル(約320円)です。

こちらの23g、長さ110㎜のソフトルアーも、ディスカウントされており3個セットで4ドル(約320円)

こんな感じでいろいろな種類のルアーが売られています。

ジグヘッドは、シンプルなラウンドヘッドのみで、2gから10gそろっています。

価格は5個入りで3~5ドル(約240~400円)です。

ライン(糸)

ラインは、250m巻きで3ドル(約240円)。

30%も伸びる伸縮性を売りにしていますので、ナイロンラインでしょうか。

値段はかなり安いですが、使う用途が限られそうです。

釣り用小物

プライヤーやオモリ、ウキなどの小物も売っています。

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DECATHLON シンガポールの釣り具コーナーはどんな人にオススメ?

ここまで釣り具コーナーを紹介しましたが、あくまでもスポーツ用品店です。

本格的に釣り具を探すには十分なラインナップとは言えません。

また日本の釣り具と表記が違う点が多いので、初心者の方が道具を選ぶのは難しそうです。

デカトロンの釣り具コーナーをおすすめしたいのは、下記の方です。

  • モールに寄ったついでに、海外製の変わったルアー掘り出し物がないかチェックしたい在住者
  • 観光の合間に、海外の釣り具を見てみたい、買いたいシンガポールへの旅行者

すでにある程度釣りをやっている人が、変わったアイテム、面白いルアーを探しに立ち寄るには、ピッタリだと思います。

デカトロン シンガポールの店舗の様子と変わり種アイテム

デカトロンは釣り具以外にも、広い店内に60種類以上のスポーツ種目のアイテムが並んでおり、見て回るだけでも結構楽しいです。

カヤック

個人的に見ていて面白いなと思うのがカヤックコーナー

いつか、カヤックに乗って釣りをしてみたいなーと憧れます。

ライフジャケットもこのコーナーに並んでいます。

デカトロンは関係ないですが、ベテランガイドが案内してくれるカヤックでの海釣りツアーが、今個人的に気になっています。

トレーニングマシン

トレーニングマシンコーナーには、たくさんのマシンが並んでます。

これらの展示してあるマシンは、どれも実際に体験することができます。

うちの子どもは、この近くにあるトランポリンで跳ねる(体験する?)のがお気に入りです。

シューズ

シューズの品ぞろえも豊富です。

  • ランニング
  • ジョギング
  • ウォーキング
  • トレイル

など細かく分かれており、メンズジョギングシューズだけでも下の写真のとおり、様々な価格帯のシューズが売られています。

ジョギングシューズは、15ドル(約1200円)からラインナップされています。

ダイビング・シュノーケリング

ダイビング、シュノーケリングアイテムも扱っています。

話はそれますが、シンガポールのプールでは、シュノーケリングやフィンをつけて泳いでいる人をときどき見かけます。

変わり種スポーツ

ご紹介した以外にも、まだまだ変わり種スポーツのアイテムも売っています。

珍しい種目だな、と私が思うスポーツの例を挙げると

  • ムエタイ
  • クリケット
  • ペタンク
  • アーチェリー
  • モルック など

などです。

クリケットは、シンガポールの空き地や公園でインド系の人たちがやっているのを見かけます。

デカトロンで売っている水球のボール
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シンガポールのデカトロンは2種類の店舗がある

シンガポールには、デカトロンが全部で13店舗あります。(2021年7月現在)

店舗の規模は2種類あり、

  • エクスペリエンスストア
  • クリック&コレクトストア

に分けられます。

このうちオススメは、5店舗ある大型店舗「エクスペリエンスストア」です。

EXPERIENCE STORE(エクスペリエンスストア)

エクスペリエンスストアの特徴はこちら、

  • 60種のスポーツ全商品を取り扱っている
  • 購入前にトライアルができる
  • メンテナンス、修理ショップを併設

エクスペリエンスストアは、クリック&コレクトストアと比べて、店舗が圧倒的に広く品ぞろえもよいので、見ているだけで楽しめます。

シンガポールにあるエクスペリエンスストアは、下記5店舗のみです。

  • シンガポールラボ(National Stadium)
  • べドック(Bedok)
  • シティスクエアモール(Citi Square Mall)
  • オーチャード(Orchard)
  • ジョークーン(Joo Koon)

CLICK & COLLECT STORE(クリック&コレクトストア)

クリック&コレクトストアは、シンガポールに8店舗あり、特徴は次のとおりです。

  • 一部の商品のみを厳選して店頭に展示
  • オンライン注文した商品を2時間以内に店頭受け取りできる

クリック&コレクトストアは、オンライン注文した商品を受け取るためには十分ですが、店舗が小さく、品数が一部の商品しか店頭にないので、

  • 実物を見て、試してから買いたい
  • すぐに買いたいものはないけど、見て楽しみたい

という方には向いていません

デカトロンへの アクセス

日本のデカトロンシンガポールのデカトロンに分けて、アクセスについて書いておきます。

日本国内のデカトロン

日本国内には2店舗あります。

  • デカトロン西宮店(兵庫県):阪急西宮ガーデンズ本館3階
  • デカトロンイオン幕張店(千葉県):イオン幕張店1階

詳しい店舗の場所は、公式サイト店舗検索へ。

シンガポールのデカトロン

シンガポールには、15店舗あります。(2023年1月時点)

そのうち、MRT駅からのアクセスがよい大型店舗(エクスペリエンスストア)は、下の3店舗です。

  • シティスクエア店(Citi Square)
  • オーチャード店(Orchard)
  • ジョークーン店(Joo Koon)

シティスクエア店(Citi Square)

  • MRT紫ライン(North East Line)のファーラーパーク(Farrer Park)駅から徒歩2分

オーチャード店(Orchard)

  • MRT赤ライン(North South Line)のサマーセット(Somerset)駅から徒歩3分

ジョークーン店(Joo Koon)

  • MRT緑ライン(East West Line)のジョークーン(Joo Koon)駅から徒歩3分

各店舗の詳しい場所は、公式サイト店舗検索へ。

関連記事>>セントジョンズ島で釣りをしてみた!シンガポールでフィッシング

まとめ

  • デカトロンは、フランスで創業した世界最大級のスポーツ用品メーカー
  • 釣り具を取り扱っている
  • 日本のデカトロンは、釣り具の品ぞろえがイマイチ
  • 他の国では多くの釣り具を取り扱っている
  • シンガポールのデカトロンは、下記の方にぜひおすすめ
    • 海外製の変わったルアーを手軽にチェックしたい在住者
    • 観光の合間に、海外の釣り具を見てみたい旅行者
  • 広い店内には、60種目以上のスポーツアイテムが並んでおり超充実見て回るだけでも楽しめる
  • 日本のデカトロンは、「兵庫県西宮」、「千葉県幕張」の2店舗
  • シンガポールのデカトロンは、15店舗あり、大型店舗のエクスペリエンスストアがオススメ

<釣りツアー情報>

シンガポールでの釣りは、まずはベテランガイド付の釣りツアーに参加してみるのもオススメです。

道具、エサの準備、釣り場への案内など、すべてガイドがサポートしてくれるので、釣りデビューにも安心です。

ガイド付カヤック フィッシングツアー@シンガポール

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