ノベナにあるウェットマーケットをご存じですか?
この記事では、ノベナにあるウェットマーケット「Whampoa Wet Market」を紹介します。
明るく開放感があるウェットマーケットで、週末に行ったらとてもにぎわっていました。
市場を散策しているとシンガポールの地元民になったような気分を味わえるので、地元民の暮らしをのぞいてみたい旅行者にもおすすめです。
隣接するホーカー「Whampoa Food Centre」については、「バレスティアのホーカー で柳松茸の薬膳スープとアドカドミルクを堪能してきた」に書いています。
ウェットマーケットとは
「ウェットマーケット」は肉や魚、野菜を取り扱う生鮮市場のことです。
多くは早朝から昼頃にかけて営業し、生鮮食品を買い求める地元民でにぎわいます。
観光の合間に立ち寄れば、近代的な都市国家のイメージとは違う、地元民の生活を垣間見ることができます。
ノベナにあるウェットマーケットWhampoa Wet Market
Whampoa Wet Marketは、MRTのノベナ駅から見て北東側のバレスティアにあります。
Whampoa Food Centreの一部がWhampoa Wet Marketになっており、Whampoa Food Centreは、下のように大きく3つのエリア(建物)に分かれています。
- 朝食~ランチ限定ホーカー:ブロック91
- ランチ~ディナー限定ホーカー:ブロック90
- ウェットマーケット(生鮮市場):ブロック92 ←本記事
Whampoa Wet Market はこんな方におすすめ
- 観光地ではなく、地元民の生活が垣間見えるところに行きたい旅行者
- バレスティアロード沿いのホテルに泊まる旅行者
- ノベナでウェットマーケットを探している在住者
Whampoa Wet Marketの各売り場を紹介
Whampoa Wet Marketにある店の種類は大きく分けると下のようなラインアップです。
- 魚売り場
- 肉売り場
- 野菜売り場
- その他(漢方、卵、服、鍵、花屋など)
この中からいくつかピックアップしてご紹介していきます。
魚売り場
ウェットマーケットで、個人的に一番好きなコーナーが魚売り場です。
日本では水族館の熱帯コーナーで見るような、
- ハタ
- ブダイ
のような色とりどりの魚に加えて
- エイ
- マナガツオ
や、1匹まるごとのサーモンなど日本の魚屋では見ないような魚が売られています。
肉売り場
肉売り場は、豚肉、鶏肉など種類ごとに店が分かれています。
こちらは豚肉の店。
基本は量り売りです。
こちらは、鶏肉の店。
鶏が頭付きで丸ごと売られていたり、脚が大量に積まれていたりと、始めは衝撃を受ける人もいるかもしれませんが、慣れます。
ニワトリのほかに、鴨肉を売っている場合もあります。
野菜売り場
野菜売り場を見るのも結構好きです。
ウェットマーケットには、日本では見かけないような野菜もたくさん売られています。
いくつかの店があるのですが、混んでいる店と空いている店がありました。
値段の違いでしょうか。
熱帯魚屋
野菜売り場の一角になぜか熱帯魚売り場が、、、
魚屋ではありません。観賞魚です。
卵屋
卵を専門に売っている店もありました。
日本ではこういった個人商店が淘汰されていく中、シンガポールでは卵一本で商売が成立するのですね。
醸豆腐(ヨントーフ)の具材屋
シンガポールには、「ヨントーフ」という日本のおでんのような優しい味のローカル料理があります。
ヨントーフに入れる練り物などを取り扱う専門店です。
花屋
日本ではランは高級品のイメージですが、シンガポールでは手軽に買える値段で売られており、種類も豊富です。
漢方の店
こちらは漢方の店です。
中華系の文化が色濃いシンガポールでは、漢方の材料を扱う店が街の至るところにあります。
薬膳スープの材料などをここで買えます。
トイレは有料(10セント)
このマーケットのトイレの利用は有料で、10セントかかります。
入り口横のカウンターにいる係員に支払います。
営業時間
基本は午前中のみの営業で、営業時間は店によってバラバラです。
私が訪問した週末は、12時前になると多くの生鮮系の店がすでに片づけをしていました。
閉店が近づくと品薄になるので、早めに行ったほうが楽しめますよ。
Whampoa Wet Market へのアクセス
公共交通機関でのアクセス
<最寄りのバス停「Opp Balestier Point」または「Opp Blk 104」に停まるバス>
21, 124, 125, 130, 131, 139, 145, 186
オーチャード、ブギスなどからバス1本でアクセスできます。
<所要時間>
- オーチャードから約20分
- ブギスから約25分
ちなみに最寄りのMRT駅は下の2駅ですが、最寄りなだけで近くありません。
駅から歩く場合は、ちょっと気合いがいります。
- ノベナ駅(Novena)/ 赤色ライン(North South Line)から徒歩20分
- ブーンケン駅(Boon Keng)/紫色ライン(North East Line)から徒歩15分
車でのアクセス
都心から近いので、タクシーでさくっと移動するのもオススメです。
<所要時間>
- オーチャードから約10分
- ブギスから約10分
まとめ
- ウェットマーケットは、肉や魚、野菜を取り扱う生鮮市場
- Whampoa Wet Marketは、ノベナのバレスティアにある
- Whampoa Wet Marketは、Whampoa Food Centreの一部
- Whampoa Wet Marketはこんな方におすすめ
- 観光地ではなく、地元民の生活が垣間見えるところに行きたい旅行者
- バレスティアロード沿いのホテルに泊まる旅行者
- ノベナでウェットマーケットを探している在住者
- 営業は、基本午前のみ。店によってバラバラ
コメント