シンガポール在住のナナフシです。
この記事では、シンガポールから日本への郵便の出し方を解説しています
私の場合、日本に郵便を送るタイミングは、それほど頻繁にはないので、
- 日本の保険の手続き
- 日本の公的機関の手続き
- 年賀状
- 子どもの通信教育の添削提出
などでいざ送ろうとなったときに、毎回「どうやって宛先を書くんだっけ?」となってしまいます。
この記事では、初めての方でもわかるように、シンガポールから日本への郵便の出し方を「簡単4ステップ」で解説していきます。
これを読めば、あなたも安心してシンガポールから手紙を出せます。
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シンガポールの郵便局はSingpostと呼ばれている
シンガポールの郵便局は、Singapore Post = Singpost と呼ばれてます。
街中にある郵便局はこんな感じ。
郵便局は街中のいたるところに全部で56か所あり、シンガポール市民だけでなく旅行者ももちろん利用できます。
路面店舗だけでなく、一部のショッピングモール内やチャンギ空港にもあるので便利です。
モールにある郵便局はこんな感じ。
店舗の外観、内装が日本と違ってオシャレなことが多いので、気づかず通り過ぎてしまうことも。
郵便料金:シンガポールから日本
郵便を送るときに、まず気になるのが、日本までの切手代ですよね。
国際郵便だし料金がかなり高いのでは?
と思われるかもしれませんが、シンガポールから日本への郵便は激安です。
日本にハガキまたは封書を送るときの料金一例はこちら。
料金例(日本に送る)
- ハガキ
- 80セント(約64円)、規定サイズ内
- 封書
- 1.5ドル(約120円)、20g以下かつ規定サイズ内の場合
料金例(シンガポール国内)
- ハガキ・封書
- 30セント(約24円)、20g以下かつ規定サイズ内(1st local)
※2023年11月現在
※料金は、重さ、サイズ、オプションによって異なります
※料金の調べ方は、ステップ2へ
料金は、度々改訂されてますのでご注意ください。
ところで、「封書20g以下の場合」って言われても、さっぱり重さのイメージがわかないですよね。
目安は、A4用紙2枚とA4三つ折りがちょうど入るサイズの封筒(長形3号)を合わせて、合計20g弱くらいです。
日本までの所要日数は?
シンガポールから日本への所要日数は、郵便の種類によって違います。
所要日数(日本に送る場合)
- ハガキ:4~9日
- 封書:4~9日
所要日数(シンガポール国内)
- ハガキ・封書:1~2日
※2023年11月現在
※郵便の種類、オプションの有無によって変わります
※所要日数の調べ方は、ステップ2へ
シンガポールから日本への郵便の出し方 簡単4ステップ
それでは、具体的にシンガポールから日本に手紙出す手順を解説していきます。
- 宛名・差出人を書く
- 郵便料金と到着所要日数を調べる
- 切手を購入する
- ポストに投函する
この4ステップについて、写真を使いながら説明していきます。
「シンガポールで郵便を出すのが初めて」という方でも、簡単にシンガポールから日本に手紙を送れますよ。
では、さっそく見ていきましょう。
ステップ1.宛名・住所の書き方
実は、郵便を出すときの一番の難所が、この宛名面、特に住所の書き方だったりします。
宛名と差出人の書き方をこちらに載せておきます。
- 宛名
- 日本の郵便局員が見る部分なので、日本語でOK
- 赤字で「AIR MAIL To JAPAN」と書く
- この書き方で毎回無事に届いてます
- 差出人
- 不備があったときに、差出人に戻るように英語で書く
- 切手
- 切手は右上に貼ります
- 切手が大きいので、スペースを広く取っておく
ステップ2.郵便料金と到着所要日数を調べる
郵便料金(切手代)、所要日数の調べ方
料金、所要日数の詳細については、公式HPで調べられます。
Singpost公式HPの「Send & Receive」をクリック。
「Calculate Postage/Shipping Rates」をクリック。
「I am sending to *」欄で「Japan」を選択。
「My item weighs *」欄に送りたいアイテムの重さを入力。
重さの目安としては、
- A4用紙2枚
- A4三つ折りがちょうど入るサイズの封筒(長形3号)
で合計20g弱くらいです。
「Find Service」をクリックして検索。
料金と日本までの所要日数が表示されます。
- 「Delivery Time」=所要日数
- 「Rate」=料金
ちなみに$0.70というのは70セントのことです。
ステップ3.切手を買う
切手の購入方法は、大きく次の2通りあります。
- 郵便局の窓口で買う
- 自動販売機(SAM)で買う
郵便局の窓口は、お客さんが少ない割にかなり待たされることがあります。
時間を節約したい方は自動販売機での購入がオススメ。
切手の自動販売機 SAM
こちらの端末が切手を買える自動販売機で、SAMと呼ばれています。
郵便局前のほかに、主要駅やショッピングモールなど国内に300箇所もあるのでとっても便利。
対面の窓口と違い、英語トークはムリ!って方でも気軽に買えます。
切手自販機の場所、買い方
切手自販機SAMの簡単な探し方、切手の買い方については、「もう迷わない!Singpost 切手の買い方、SAMの使い方」で詳しく解説しています。
切手を買ったら、あとは右上に切手を貼って投函するだけ!
ステップ4.ポストに投函する
手紙の準備ができたら、いよいよポストに投函します。
シンガポールの郵便ポストの色は赤ではない
シンガポールのポストの色は、白、メタリック、黒がメインですのであまり目立ちません。
ても、街中に800か所もあるので、きっとお近くのポストが見つかります。
例えばこんな感じの見た目です。
郵便ポストの場所の調べ方
ポストの場所も公式HPで調べられます。
Singpost公式HPの右端にある「Locate Us」をクリック
「Posting Box」を選択し、「Find」をクリック
下の写真のように地図上にポストの場所が表示されます。
ランドマークや、MRT駅、バス停の最寄りポストを探したい場合は、検索結果の地図の情報にある「Near」の空欄に駅名などをまず入力。
すると、ランドマークの候補一覧が出てきます。
希望の場所を選択後、「Find」をクリックすると調べたい場所が拡大表示されて探しやすくなります。
郵便ポストの ”Other Countries” の窓に投函したら完了
ポストを見つけたら、投函するだけですね。
ポストの窓の数が
- 2つの場合:「Other countries」の窓に投函
- 4つの場合:「Other countries, stamped mail」の窓に投函
追跡オプションは、郵便局の窓口でのみ追加できる
「大切な手紙なので追跡確認したい」という方は、追跡オプション付で送れます。
<追跡オプション付郵便>
ハガキ、封書共通(20g以下、規定サイズ内):5ドル、所要日数5~7日
注意点は、追跡サービスは郵便局の窓口でしか申し込めないことです。
郵便局の探し方
郵便局の場所もSAMと同じ要領で公式HPから調べられます。
Singpost公式HPの右端にある「Locate Us」をクリック。
「Post Office」を選択し、「Find」をクリック。
郵便局の場所が、地図上に表示されます。
まとめ
シンガポールで郵便を出すときは、
- 宛名面を書く
- 郵便料金と到着所要日数を調べる
- SAMで切手を買う
- ポストに投函する
の4ステップで、初めてのあなたも、簡単に日本に郵便を送れます。
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