「ジェイコブバラスチルドレンズガーデン」を知っていますか?
世界遺産であるシンガポール ボタニックガーデンの中にある、大人だけでは入れない公園です。
子ども専用の公園ですが、決して手を抜かないのがシンガポール。
冒険心をくすぐるツリーハウス、滝や小川がある森、ちょっと変わった遊具のある砂場など、緑豊かな園内で一日遊べます。
そんな、Jacob Ballas Children’s Garden(ジェイコブバラスチルドレンズガーデン)に、先日行ってきました。
ジェイコブバラスチルドレンズガーデンは、子ども専用の無料プレグラ
ジェイコブバラスチルドレンズガーデン(Jacob Ballas Children’s Garden)は、アジア初の子ども専用の公園(プレグラ)です。
子どもたちの自然を愛する心を育てることを目指して作られました。
- 冒険心をくすぐるツリーハウス
- ターザンロープ
- トランポリン
- 砂場
などのプレグラが、広い園内にちりばめられていて、子どもたちは自然の中で思い切り遊べます。
シンガポール初の世界遺産であるボタニックガーデンの中にある
このチルドレンズガーデンは、シンガポール初の世界遺産であるボタニックガーデン(植物園)の中にあります。
子ども向けの公園ですが、植物園の中にあるだけあって、植物の見せ方は本格仕様。
下の写真の「探検エリア」は、熱帯雨林特有の木々に囲まれ、滝や小川もあり、まるでジャングルに迷い込んだような気持ちにさせてくれます。
子どもだけでなく、大人も一緒になって楽しめるのがこの公園のすごさです。
コロナ制限中と普段で違う点
新型肺炎の影響で、今の時期は通常とは異なる点がありますので、訪問する際には、いくつか注意が必要です。
最新の情報は、ジェイコブバラスチルドレンズガーデン公式HPをチェックしてください。
入場制限あり。午後は比較的空いている?
新型コロナ感染防止対策として、現在入場人数を制限しています。
公式HPには、下記のように書かれています。
- 最大収容人数は320名
- 最大人数に達した場合、入場を制限し、待ち時間は1~2時間が想定される
私が10月末に訪問したときは、午前中に行くと、入り口に待ち列ができていました。
そのため、列には並ばず植物園内を散策して過ごし、13時過ぎに再度チルドレンズガーデンの入り口に行ってみると、待ち時間はなくスムーズに入れました。
政府の規制遵守は必須
シンガポール在住の皆さんはすでにご存じのとおり、公共の場ではシンガポール政府の規制を遵守する必要があります。
- マスク着用
- グループの最大人数は5名
- Safe entryのスキャン
園内マップ
ジェイコブバラスチルドレンズガーデンの園内マップがこちら。
真ん中にある灰色の駐車場の大きさと比較すると、公園の広さがおわかりいただけるかと思います。
園内の見どころ紹介
では、さっそく、チルドレンズガーデンに入場します。
こちらが、メインエントランスです。
園内へはどこからでも入れるわけではなく、入り口は1か所しかありませんので注意してください。
なんだかオシャレなエントランスで全然公園っぽくないですよね。
探検エリア
入り口を入って、右側にあるのが、Explore(探検)エリアです。
熱帯の木々が生い茂る小道を歩いていくと、見えてきたのが巨大なキノコ。
さらに進むと、滝や小川もあり、まるでジャングルを探検しているかのよう。
熱帯地域特有の木々が茂っています。
ツリーハウス
探検エリアの端にあるのが、こちらのツリーハウス。2階のデッキから2つの滑り台で滑り降りることができます。
こちらは、ツリーハウスのすぐ隣にあった木です。
空中に垂れ下がっている根を気根と言うそうです。
シンガポールでは、こんな感じで、メインの木に、他の木がからみついたり、気根が垂れ下がったりと、複雑な造形を作り出しているのをよく見かけます。
個人的にはこれが結構好きでして、この自然の芸術にいつも見とれてしまいます。
砂場プレグラ
この広い園内で、我が家の滞在時間が一番長かったのが、こちらの砂場プレグラです。
エントランスを入って、左手に進むとすぐ見えてきます。
一見すると、いくつかの遊具があるごく普通の砂場ですが、写真左の円盤状の遊具にご注目を。
円盤状の遊具だけを拡大したのが下の写真です。こんな遊具初めて見ました。
ぱっと見だと遊び方がよくわかりませんが、傾いた軸に大きな円盤が乗っています。
これ、最下部以外のところに乗ると重力で円盤が回ります。
子どもたちが円盤状であっちこっち動くと、止まったり、反対に回ったりと、見ているこっちも予想できないような面白い動きをしますよ。
大勢乗ると動きが単調になるので、2人くらいで乗るのがオススメです。
子どもたちが、キャッキャいいながら遊んでいました。
誰も遊んでいなかったら、大人の私もいつか乗ってみたい遊具です(笑)
ターザンロープ
園内マップで左下にある「Forestエリア」には、こちらのターザンロープがあります。
英語では、Ziplineと言うそうですね。
ターザンロープ注意点1:終点で吹っ飛びそうになる
こちらのターザンロープは、結構なスピードで滑っていき、最後にストッパに当たって止まります。
ストッパに当たったときに、結構な衝撃で大きく揺さぶられるので、小さなお子さんが体験するときは、大人のサポート必須です。
幼稚園に通ううちの子は、ぎりぎり吹っ飛ばされずに捕まっていられる感じでした。
ターザンロープの注意点2:アリが多すぎ問題
このターザンロープ周辺の砂地、歩道、待ち列に、大量のアリがいました。
アリが全く苦手ではない私でも、ぞっとするレベル。
待ち列で並んでいたり、子どものサポートで砂地を歩いているとあっという間に足に登ってきます。
下の写真中央のお父さんもアリに襲撃されて、格闘中です、、、
常に足をバタバタしていれば、アリが登ってくることはなく、何とかなりました。
トランポリン
このターザンロープの近くには、トランポリンがありました。
無料のプレグラで、トランポリンがあるなんて珍しいですよね。
写真を撮り忘れたのが残念です。
下の写真は、ターザンロープ近くに植えられていたイモ系の植物です。
写真では、大きさが伝わりにくいですが、傘にできそうなくらい大きな葉でした。
果物のなっている木々
園内のいたるところに、果物がなっている木があります。
こちらは、バナナの木。
普段、食べている果物でも、木になっている姿はあまり見ることがないので、食育になっていいですよね。
こちらはパパイヤでしょうか?
次は、ジャックフルーツの木です。
ジャックフルーツは、イーストコーストパークの道端でも、立派な実がなっているのを見かけるので、放置しておいても簡単に実がなると推測。
こちらは、果物ではないですが、珍しい実だったので載せます。
打ち上げ花火の玉のような丸くて大きな実です。
ツリートップウォークのようなところから撮ったので、あまり高さを感じませんが、高い木の上の方になっていました。
その他
園内で出会った動物たち
こちらはシンガポールでよく見かけるリスです。
珍しくじっとして、目は開いていますが寝ているようでした。
こちらは、野生のニワトリ。
ニワトリは、チルドレンズガーデン内だけでなく、植物園のいたるところにいました。
前回来たときにはこの他に、動物園とかペットショップにいそうな緑色の細長いヘビを園内の歩道で見かました。
エントランスの写真撮影コーナー
エントランスには、画面の前に立って写真を撮ると、大きな画面に自分の顔が映し出されるコーナーがありました。
子どもは結構楽しんでいました。
レストラン情報:Food for Tots Cafe
チルドレンズガーデンの最寄りの飲食店は、エントランス前にあります。
エントランス左手にあるのがこちらの、「Food for Tots Cafe」。
こちらが、「Food for Tots Cafe」のメニューです。
Food for Tots Caféの公式HPはこちら
充実の内容にもかかわらず「入場無料」
ここまでご紹介してきたジェイコブバラスチルドレンズガーデンは、充実の内容ですが、なんと入場無料です。
入場料を気にせずに、今日は数時間だけ、などと公園的な使い方ができます。
営業時間、定休日
- 営業時間
- チルドレンズガーデン 8:00~19:00(最終入場18:30)
- カフェ Food for Tots 9:00~17:00
- 月曜定休(祝日の場合を除く)
入場の条件:大人のみの入場は不可
ジェイコブバラスは、子ども専用の公園なので、大人だけでは入場できません。
入場条件は下記のとおりです。
Jacob Ballas Children’s Garden is designed for children aged 14 and below. Children aged 12 and below must be accompanied by an adult. (中略) adults are permitted entry only if accompanying a child.
出典:ジェイコブバラスチルドレンズガーデン公式サイト
- 12歳以下の子どもは、大人の同伴が必須
- 大人は、子どもに同伴する場合のみ入場可
アクセス
ジェイコブバラスチルドレンズガーデンは、オーチャードから北西に2㎞くらいのところにあります。
車でのアクセス
最寄りの駐車場は、ジェイコブバラスチルドレンズガーデンのメインエントランス前にあります。
しかし、収容台数が少ないので、満車の時は植物園のメインエントランス近くにある駐車場に停めて、徒歩で植物園内を通り抜けてくるのがよいかと思います。
MRTでのアクセス
最寄りのMRT駅は、オレンジライン(Circle Line)の「Botanic Gardens」 駅です。
駅からは、徒歩7分です。
駅から植物園の中を抜けて歩いていくと、下の写真のような、サブ入り口にたどり着きます
この小道を進むと、チルドレンズガーデンのメインエントランスにたどり着きます。
「ジェイコブバラスチルドレンズガーデン」のまとめ
- ジェイコブバラスチルドレンズガーデンは子ども専用のプレグラ(公園)
- 世界遺産のボタニックガーデン(植物園)内にあり、豊かな緑に囲まれながら遊べる
- 探検エリア、ツリーハウス、ターザンロープ、砂場プレグラなど子どもが好きな遊び場が盛りだくさん
- 園内の果物の木や植物も見どころ
- コロナ制限中は収容人数に制限があり、入場制限がかかる場合あり
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