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シンガポールエアショー2024について知りたい
と思っても、海外のエアショー情報って、日本語情報が少ないですよね。
でも大丈夫です。
この記事では、シンガポール在住の筆者が、前回訪問時のリアルな情報も交えながら、シンガポールエアショー2024について、
- 開催日程
- 会場
- 展示内容
- チケット料金
などをわかりやすく紹介していきます。
シンガポールエアショーとは
シンガポールエアショーは、2年に1度開催されるアジア最大の航空機展示会です。
海外でのエアショーは、日本では見られないレアな海外空軍によるデモフライトや、地上展示が見られる飛行機好きにはたまらないイベントです。
なかには、シンガポールエアショーで東南アジア初お披露目されるような新機種もあります。
また、小さな国シンガポールで行われるので、都心や空港から会場へのアクセスがよいのもポイント。
シンガポール観光とも組み合わせやすいです。
2020年に訪問したときの記事は「【訪問記】シンガポールエアショー2020が熱い(まとめ編)」にまとめています。
シンガポールエアショー2024の公式ビデオがこちら↓
2024年の開催日程
シンガポールエアショーは、2年に一度開催され、次は2024年開催です。
日本の航空祭と異なり、航空機や装備品の商談会がメインなため、まずは商談会からスタートします。
このトレードデーは、ビジネス目的でのみが参加でき、服装規定、年齢規定があります。
一般客は、週末2日間の一般公開日に訪問することになります。
シンガポールエアショーの規模
2024年度の出展社数は、まだ発表されていません。
コロナ前の2018年開催時には、1000社以上が出展しています。
出展者数で言われても規模のイメージがつかないなー
という方もいますよね。
他の航空宇宙関連の展示会と比較してみましょう。
シンガポールエアショーの出展社は1000社ですので、アジア圏の他の展示会に比べてもかなり大きな展示会です。
私が2020年に行ったときは1000社を切っていましたが、それでも結構見ごたえがありました。
2024年は、コロナ後初めての開催ですので、コロナ前レベルに規模が戻ることに期待です。
会場の混雑度は?
シンガポールエアショーの来場者数は、コロナ前で80,000人です。
人数で言われても混雑度がよくわからない
という方の参考に、
日本の航空祭では、人気の会場だと、1日で10~20万人規模の来場者数です。
それに対して、シンガポールエアショーはコロナ前でも、6日間で8万人。
体感の混雑度は、アクセスや会場の広さなどが絡むので単純比較はできませんが、それでも日本の航空祭よりは快適に観覧できます。
展示内容は?
シンガポールエアショー2024では、例年同様に
- デモフライト
- 地上展示
- 屋内展示
など盛りだくさんの内容です。
デモフライト
デモフライトは、シンガポールエアショーでは「Flying Display」と呼ばれています。
2024年のデモフライトには
- 6ヶ国の空軍
- 2社の航空機メーカー
が参加予定です。
2024年のデモフライト詳細がこちら↓
オペレータ | 機種 | デモタイプ |
---|---|---|
Indian Air Force Sarang Aerobatic Team | HAL Dhruv | Team Aerobatics |
Indonesian Air Force Jupiter Aerobatic Team | KT-1B | Team Aerobatics |
Republic of Korea Air Force’s Black Eagles | T50 | Team Aerobatics |
Republic of Singapore Air Force | F-15SG & AH-64D | Team Aerobatics |
Royal Australian Air Force’s Roulettes | PC-21 | Team Aerobatics |
Commercial Aircraft Corporation of China, Ltd | ARJ21 | Solo Aerobatics |
トレードデーには上記のほかに
- エアバス社 A350-1000
- アメリカ空軍 B-52
のフライパスがありますが、パブリックデーには登場しません。
デモフライトの注意点は、回によって演技に参加する団体、機種が異なる可能性があることです。
Please note that not all teams will be performing at every session and they are not listed in any order or sequence.
参考: Singapore Airshow 公式サイト
実際、2020年開催時は一般公開初日にしか飛ばない機種がありました。
また、日本の航空祭との違いとして、シンガポールエアショーは会場内に滑走路がないため、離着陸シーンは見られません。
シンガポールエアショー2020のデモフライトの様子は、「飛んでる飛行機が好き。シンガポールエアショー2020 デモフライト編」にまとめています↓
地上展示・屋内展示
地上展示では、屋外展示場に並べられた珍しい機体を間近で見られます。
また、涼しい屋内展示場内には、所狭しと並ぶ各社ブースの展示が。
各ブースをじっくり回っていると、あっという間に何時間もたってしまいます。
商談が主目的のショーのため、一部の展示機体や展示ブースは、一般公開日に見られない点は要注意です。
2024年の展示機体はこちら↓
COMPANY | AIRCRAFT TYPE |
---|---|
AIRBUS | ACH130 |
AIRBUS | A330neo |
AIRBUS | A400M |
AIRBUS | H145 (mock-up) |
AST | GABRIEL |
AIRCRAFT INDUSTRIES | L410 |
Bell | 505 |
BOMBARDIER | GLOBAL 7500 |
COMAC | C919 |
COMAC | ARJ 21 x 3 |
DASSAULT | FALCON 6X |
DASSAULT | FALCON 2000LX |
EMBRAER | E195-E2 |
EMBRAER | PRAETOR 600 |
EMBRAER | C390 MILLENNIUM |
GULFSTREAM | G600 |
GULFSTREAM | G700 |
HONDA A C | HONDA JET |
SHARK AERO | SHARK UL |
TEXTRON | CESSNA CITATION LATITUDE |
TEXTRON | CESSNA GRAND CARAVAN X AMPHIBIAN |
TEXTRON | CJ4 Gen 2 |
TEXTRON | KING AIR 360 |
PILATUS | PC-24 |
CATIC | Z-10 |
RMAF | Sukhoi 30 MKM |
RSAF | A330MRTT |
RSAF | F-16D+ |
RSAF | F-15SG |
RSAF | AH-64D |
RSAF | H225 |
RSAF | CH-47F |
RSAF | HERMES 450 |
RSAF | HERON- 1 |
RSAF | ASTER 30 |
USAF | AH 64E |
USAF | KC135 |
USAF | C-17 |
USAF | P8 Poseidon |
USAF | MQ-9 |
USAF | F35A |
RTAF | GRIPEN |
シンガポールエアショー2024の出展社リストはこちら。
シンガポールエアショー2020の地上展示・屋内展示のレポートは、「シンガポールエアショー2020 迫力の地上展示編」にまとめてます↓
会場のフロアマップ
シンガポールエアショー2024のフロアマップは、公式サイトにあります。
参考: Singapore Airshow 2024 Exhibition Floorplan
会場はどこ?
シンガポールエアショー2024の会場は、これまで同様に「チャンギ展示センター(Changi Exhibition Centre)」です。
Changi Exhibition Centreは、シンガポールのメイン空港であるチャンギ空港の東隣にあります。
会場へのアクセス
会場は空港に隣接していますが、直接歩いて行くことはできません。
「シンガポールEXPO」という会場から離れた場所で保安検査をパスしてからシャトルバスで移動します。
シンガポールエアショー2020のときのシャトルバスについては、「【訪問記】シンガポールエアショー2020が熱い(まとめ編)」にまとめてます。
チケット料金・購入方法
オンライン販売ですので、日本からでも買えます。
2020年開催時は、
- 大人S$30(約3000円)
- 子どもS$15(約1500円)
でしたので、少し値上がりしましたね。
まとめ
- シンガポールエアショーは、アジア最大規模の航空トレードショー
- 2年に一度の開催で、次回は2024年
- 一般公開日は、2024年2月24日(土)~25日(日)の2日間
- 会場はアクセス良好、シンガポール観光との組み合わせにも便利
- 展示内容は、デモフライト、地上展示、屋内展示
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