コロナ禍のナイトサファリで動物のショー「 クリーチャーズ オブ ザ ナイト ショー 」を観てきました
事前にネットで検索しましたが、出てくる情報はどれもコロナ前の古い情報ばかり。
そこで、訪問したときの情報を踏まえて
- 登場する動物とショーの内容
- ショーの予約方法
- ショーの混雑状況
- 楽しむためのポイント
などについて、訪問前にぜひ知っておきたい情報をお届けします。
シンガポールのナイトサファリ(Night Safari)とは?
「ナイトサファリ(Night safari)」は、夜だけオープンする動物園です。
そして、夜だけ営業する異色の動物園にも関わらず、年間100万人以上が訪れる人気観光地です。
シンガポールの4大動物園の1つでもあります。
<シンガポール4大動物園>
- シンガポール動物園(Singapore Zoo)
- リバーサファリ(River Safari)
- ナイトサファリ(Night safari)
- ジュロンバードパーク(Jurong Bird Park)
ナイトサファリでは、真っ暗な熱帯雨林の中で、目を凝らしながら動物を探します。
動物園というよりむしろ、暗闇に潜む動物を皆で見つけ出すアクティビティという感覚です。
こんな人が記事を書いてます
シンガポール在住の我が家は、
- ナイトサファリ
- シンガポール動物園
- リバーサファリ
- バードパーク
の4園に入れる年間パスポートを持っています。
頻繁にナイトサファリを訪れているメリットを生かして、少しでも役立つ情報を提供できたらうれしいです。
コロナ前のナイトサファリからショーが減りました
古いガイドブックやネットの情報で必ず紹介されていた一部のショーがコロナ禍後になくなっています。
ショー以外のコロナ前からの変更点については、こちらの記事にまとめています。
ナイトサファリのショーは今は1種類のみ
ナイトサファリで開催されるショーは、以前は2つありましたが、ファイヤーショーがなくなったので、今は一つだけです。
- Creatures of the Night Show(円形劇場で開催される動物のショー)
- Thumbuakar Performance(ファイヤーダンスショー)←廃止済み
この記事では、現在も行われている「クリーチャーズ オブ ザ ナイト ショー」について解説していきます。
クリーチャーズ オブ ザ ナイトショー の場所
「クリーチャーズ オブ ザ ナイト ショー は、アンフィシアターという会場で行われます。
アンフィシアターは、下のマップでいうと右下にあります。
行き方も説明します。
まずは、ナイトサファリの入り口へ。
入口ゲートを通過すると、正面に下のようなショー会場への案内看板が見えます。
看板の矢印に従って右に進むと、ショー会場に向かう通路にたどり着きます。
入口ゲートからここまで、徒歩1分で行けます。
ナイトショー 開演時間
クリーチャーズ オブ ザ ナイトショーは1時間おきに開催され、開演時間は下記のとおりです。
その日の開演時間は、ショー待ち列の入り口にも掲示されています。
ショーの観覧は「事前予約制」
クリーチャーズ オブ ザ ナイトショーの観覧は、以前と違いオンライン予約制です(※2022年7月更新)
2021年12月時点ではまだ先着順入場でしたので、予約制で効率よく回れるようになったのはありがたいですね。
ナイトショー 会場の様子
それでは、実際のショー会場の様子を順にご紹介していきます。
まずは、ショー会場の入り口から。
開演15分前まで入り口前の待ち列で待ったのち、会場に1組ずつ通されます。
(22年7月時点では、規制緩和されて一斉入場になってました)
こちらが会場のアンフィシアターです。
会場に入ると、いまは1組ずつセーフディスタンスを確保して座る場所を細かく指定されますので、自分で席を選べません。(2021年12月時点)
会場内は指定席ではないので、自由に座る場所を選べます。
ギリギリに到着すると見やすい席はないので、予約制とはいえ早めの入場がオススメ。
ステージとの間に柵はないので、最前列だとかなり間近でステージの動物を見れます。
いよいよ、開演が近づくと、音楽と幻想的な照明で気持ちを盛り上げてくれます。
日没が遅いシンガポールでは、19時時点ではまだ明るいのですが、ショー開始までにはあっというまに暗くなってきます。
19:30開演という時間設定は絶妙です。
写真を撮ると、空がまだ明るく見えますが、実際は結構暗いです。
夜空の下、暗い森の中で見るショーなので、昼のイベントでは味わえないようなワクワク、ドキドキ感があります。
ショーがスタートすると、まずは進行役のスタッフが注意事項をいろんな言語で説明します。
繰り返し伝えていたのは「フラッシュ撮影禁止」という注意事項でした。
ナイトショーに登場する動物は?
ショーの内容は、回によって少しずつ違いますので、ある回のパターンでご紹介します。
最初に登場した動物はタヌキ。
白か灰色のモフモフっとしたタヌキです。
「なんだタヌキか、、、」
と思われたかもしれませんが、世界的に見れば実はタヌキは珍しい動物です。
ナイトサファリの隣のシンガポール動物園では、室温管理された屋内でタヌキ様が飼育されています。
お次は、スナドリネコ(フィッシングキャット)。
木を渡ってやってきたのは、ビントロング(ジャコウネコ)。
このナイトショーで一番登場時間が長かったのがフクロウです。
フクロウは夜行性だからナイトショーに向いているということでしょうか。
「フクロウの首は何度まで回るのか」についてクイズ後の、答え合わせ中。
機嫌が良くないのか、あまり飼育員の言うことを聞かないのもまたかわいい。
奥の岩の上に現れたのは、なんとハイエナ。
ハイエナが動物のショーに出るなんて珍しいですよね。
ライトアップがいい感じ。
こちらは、サーバルキャット。
飼育員が振り回す羽のおもちゃにとびかかる様子も見せてくれました。
サーバルキャットは、登場しない回もあります。
その後、再びタヌキ登場。
シンガポール動物園のショーと同様に、環境問題を織り交ぜたやや教育色の強い内容に。
タヌキが、ボトルのふたを器用に回して開けられるなんて意外。
散らかったゴミを片付けに来たのは、カワウソ。
カワウソが缶とペットボトルをきちんと分別してごみ箱に捨てます。
最後に、フクロウが再度登場してフィナーレ。
ショーが終わった後、スタッフの誘導で観客が一列ずつ退出するあいだも、フクロウがお見送り。
フクロウのうち一羽が結構、きれいでよく通る声で鳴いていたのが印象的でした。
ちなみに、コロナが流行する前は、観客にステージで大蛇を持ってもらう定番のセッションがあったようですが、現在はありません。
ステージに上がる観客のセーフディスタンスを確保できないので、コロナ禍にはしょうがないですね。
ナイトショー の感想
我が家は、年間パスポートを買うくらい動物好きなので、このナイトショーをかなり楽しめました。
うちの子どもは、ショーを気に入って次の20:30の回も見たがったほど。
でも、ダイナミックな動物の動きや、感動するような演出はありません。
動物にそれほど興味がない方は、ショーよりもトラムやウォーキングトレイルを優先して予定を組んだ方がいいかもしれません。
ナイトショー の所要時間
ショー開始の25分前集合なので、実際は1時間くらい会場にいることになります。
ナイトショー会場へは早めの入場がおすすめ
事前予約オープン時(ショー2時間前)に予約サイトにアクセスすれば、一番人気の初回19:30のショーでも予約が取れます。
ただ、これは会場への入場は確約されただけなので、油断は禁物です。
ショー会場は見やすい席から先着順で埋まっていくので、前方席を狙うなら早めに会場に向かいましょう。
ショー会場の入り口にトイレあり
クリーチャーズ オブ ザ ナイトショー会場 の入口前にトイレがあります。
開演前の待ち時間にトイレを利用できるので、安心です。
ナイトサファリの見学所要時間
この日の私たちの実績で言うと、
- クリーチャーズ オブ ザ ナイトショー
- ウォーキングトレイル1周(子連れ)
の2つを楽しんで2時間半でした。
この日は、トラムは乗っていません。
ナイトサファリの所要時間については、こちらの記事に詳しく書いてます。
ナイトサファリへのアクセス
ナイトサファリは、シンガポール中心部から離れた北部のマンダイエリアにあります。
また、3大動物園の「シンガポール動物園」、「リバーサファリ」と同じ敷地内です。
シンガポール動物園、リバーワンダー、ナイトサファリへのアクセスは、4ルートあります。
- 【海外旅行初心者】ホテル往復送迎付き入場チケット
- 【旅慣れた人】タクシー
- 【最安】MRT(電車)+最寄駅からシャトルバス
- 【在住者向け】自家用車
シティからのシャトルバス(サファリゲート)←休止中(23年1月時点)
【安心お任せ】日本語ガイドによる送迎付き入場チケット
旅慣れた友人には、タクシーでのアクセスをおすすめしていますが、海外でしかも英語でタクシーに乗るのは不安な方もいますよね
そんな方には、日本語ガイドが送迎付で案内してくれるツアーが安心でオススメ。
集合場所のホテルから専用車に乗るだけなので、何の心配もいりません。
しかも日本語ガイド付なので、移動中も現地も楽しむことに専念できます。
<ナイトサファリ行きはこちら>
⇒ ナイトサファリ日本語ガイド&ホテル送迎付(当日受付可)
<動物園、リバーワンダー行きはこちら>
【旅慣れた人向け】タクシー
旅慣れた人なら、シティからタクシーで行けます。
タクシー料金の目安は下記です。
<タクシー所要時間と料金>
- チャンギ空港から
- 所要時間: 30~40分
- 料金: 片道 29~34ドル(約2,320~2,720円)
- 中心部オーチャードから
- 所要時間: 30~40分
- 料金: 片道 18~25ドル(約1,440~2,000円)
※時間帯、道路状況によって変わるので、参考程度にしてください
【最安】電車(MRT)とシャトルバス
最安のアクセス方法は、電車(MRT)と最寄駅からのシャトルバス「Mandai Khatib Shuttle」を組み合わせるルートです。
でも、時間がかかる上に、MRTからバスに乗り継ぎが必要なので、私は友人に絶対オススメしません。
【休止中】サファリゲート(シティからのシャトルバス)
私のおすすめアクセスはこちら
- 海外に不慣れで不安→日本語ガイドとホテル送迎付ツアー
- 旅慣れた人→タクシー
まとめ
- ナイトサファリの人気ショー「クリーチャーズ オブ ザ ナイトショー」は、夜空の下で開催
- 昼の動物園とは違うドキドキ、ワクワクが味わえる
- クリーチャーズ オブ ザ ナイトショー
- 所要時間:約30分
- 初回は19:30開演。その後1時間おき
- 事前オンライン予約制
- 会場入り口にトイレあり
- 動物好きな人には「クリーチャーズ オブ ザ ナイトショー」はオススメ
- 動物にそれほど興味がない方は、トラムライドやウォーキングトレイル優先でもいいかも
- 以前人気だったメインゲート前でのファイヤーダンスは廃止された
- 割引チケットは、オンラインで買える
- クーポン利用を忘れずに
参考:ナイトサファリ公式サイト
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