【ペナン空港初めてガイド】ジョージタウンへの行き方などを駐在員が解説

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ペナン国際空港は、マレーシアにある世界遺産ジョージタウン最寄りの小さな地方空港です。

東南アジア（シンガポール）在住の私は、仕事で頻繁にペナン空港を利用しています。

それを生かしてこの記事では、

など、旅行前に知っておきたい情報を詳しく紹介していきます。

ペナン国際空港の概要

ペナン国際空港は、マレーシア北部のペナン島にあります。

空港は島の南端に位置し、ペナンの中心地ジョージタウンからは16km離れています。

ペナン空港は、マレーシアで3番目に旅客数が多い空港です。

でも、旅客数1位のクアラルンプール国際空港と比べると旅客数はたったの8分の1（2019年）。

のどかでコンパクトな地方空港です。

空港内の案内は、アイコンが多用されわかりやすいので、迷うことなく進めるでしょう。

日本からの就航路線

日本からペナンへの直行便はありません。

ペナンへの主なアクセスは、

ですが、それ以外にも様々な経由便が就航しています。

ペナン空港の場所

ペナン空港があるのは、マレーシア ペナン島の南端です。

空港から市内（ジョージタウン）へのアクセス

空港は島の南部、中心街ジョージタウンは北部にありますので、ジョージタウンへは島を縦断して移動します。

ジョージタウンへのアクセス方法は４通り。

順に見ていきましょう。

タクシー

ペナンのタクシーは、観光客とわかると堂々と割高な料金を請求してくることも。

でも、空港のチケット制タクシーなら定額料金なので安心です。

チケットの買い方は簡単。

降機後、預け入れ荷物を受け取って出口へと進むと、こちらの到着ロビーに出ます。

この到着ロビー中央にある「エアポートタクシーサービス」のカウンターでチケットを買いましょう。

各所への料金表は、カウンター後ろに貼られています。

行き先を告げてチケットを買ったらあとは乗るだけ。

カウンターなので、クレジットカード払いもOKです。

Grab

Grabは、タクシーより安いのが魅力です。

混雑時に大幅に値上がりするデメリットがありますが、料金は予約時にわかります。

車内の清潔感、乗り心地、ドライバーの質はイマイチのことが多いですが、東南アジアの旅に慣れた人なら大丈夫でしょう。

空港送迎サービス

自分で英語でタクシーに乗るのは不安、という方もいますよね。

そういう方は、フルサポートで空港出口からホテルまで連れて行ってくれる送迎サービスを予約するのも手です。

事前に予約しておけば、到着ロビーでドライバーが出迎えてくれて、そのまま車に乗ったら、ホテルまで直行です。

→空港送迎サービス詳細

路線バス

コストを抑えたい方や、海外の路線バスに乗ってみたい方は、バス移動もありです。

日中に乗る分には、ほぼ治安上の危なさはないです。

ただ、プラスチックの固い座席ですので、体感では1時間以上に感じ、疲れます。

空港からバトゥフェリンギへのアクセス

バトゥフェンリンギはジョージタウンよりさらに遠いので、結構な道のりです。

※バトゥフェリンギへのアクセス情報はスキップして読む

タクシー

定額タクシーチケットの買い方は、こちらを参考にしてください。

Grab

Grabは、タクシーより安いのが魅力です。

混雑時に大幅に値上がりするデメリットがありますが、料金は予約時にわかります。

車内の清潔感、乗り心地はイマイチのことが多いですが、東南アジアの旅に慣れた人なら大丈夫でしょう。

空港送迎サービス

到着ロビーからホテルまでフルサポートで連れて行ってくれる送迎サービスの予約も便利です。

不慣れな地で、英語でタクシーに乗るのは、結構負担ですからね。

事前に予約しておけば、到着ロビーでドライバーが出迎えてくれて、そのまま車に乗ったら、ホテルまで直行です。

→空港送迎サービス詳細

路線バス

バトゥフェリンギへの路線バスアクセスもできなくはないです。

バス番号は、102番です。

ただ、バトゥフェリンギはリゾート地ですので、バックパッカーで行く人は少ないはず。

また、1～2時間に1本しかない上に、1時間半以上もかかるので正直おすすめしません。

バトゥフェリンギへは、送迎サービス、タクシー、またはGrabがいいでしょう。

ラウンジ

ラウンジについては、

• プライオリティパス
• スターアライアンスゴールド

に分けて説明します。

プライオリティパス

プライオリティパスで利用できるラウンジは、

• Plaza Premium Lounge（国際線出発）
• Plaza Premium Lounge（国内線出発）

の2か所です。

参考：プライオリティパス公式サイト

スターアライアンスゴールド

スターアライアンス ゴールド会員以上が使えるラウンジは、前述の２つのラウンジのうち、国際線にあるPlaza Premium Loungeのみです。

参考：スターアライアンス公式

SIMカード購入

SIMカード売り場は、タクシーチケットカウンターと同じ到着ロビーにあります。

メジャーなSIMカードは、

の3社です。

ただ、どこも似たり寄ったり。

• データ容量
• 通信速度
• テザリング（Hotspot）の可否

が違うので、値段を踏まえて決めましょう。

ただ、現地でのSIMカード購入は、トラブルで繋がらないことを何度か経験しています。

英語での対処が不安な方は、日本の空港で受け取れるWi-fiレンタル
もおすすめです。

両替所

両替所は、

• 1階 到着ロビー
• 2階 チェックインカウンター付近

にあります。

英語でのやりとりが不安な方は、出発前の自宅にマレーシアリンギットが届く便利な方法もあります。

到着直後の不安を事前に解消しておけば、スムーズに旅のスタートを切れますね。

お土産・ショップ

旅といえばお土産。

• ペナン空港でお土産を買える店
• 何が買えるか

を紹介します。

ペナン空港は小規模なので、実はお土産を売る店はそれほど多くありません。

でも、逆に短時間でサクッと見れていいかもしれませんね。

スターバックス（２店舗）

お土産でなぜスタバ？

と思われた方もいますよね。

実は、各地のスタバにはご当地アイテムが売られていて、意外に素敵なお土産が買えます。

スタバは２店舗あり、下の写真は2階の出発ロビー（一般エリア）の店舗。

右端にスタバが見えています。

コロナ前までは、ここにマクドナルドがありました。

もう１店舗は、国際線出発エリア（制限エリア内）にあります。

お土産紹介トップバッターは、マレーシアの人気観光地がポップなイラストで描かれたマグカップ。

箱がついてくるので、プレゼントにもいいですね。

次は、ご当地タンブラー。

ペナン柄は、バタワースとペナンを結ぶフェリー、ヴィクトリア時計台、ショップハウスなどが描かれています。

次のご当地マグカップは、落ち着いた色使いと表面の凹凸で、ペナンの観光地を表現。

次は、外国っぽさが強めな色使いのご当地タンブラー。

さらに都市名を前面に押し出したこちらのご当地マグカップもあります。

このマグカップは2個セットでの箱詰めが可能です。

免税店

免税店は、国際線出発の制限エリア内にあります。

主要空港にあるような大きな免税店と違い、規模は小さいです。

売店

定番のお土産屋ももちろんあります。

• チョコレート
• クッキー

など、菓子系の土産を買うのに最適です。

ドリアン味の菓子もありますよ。

ただし、海外の箱菓子は、中身が小分け包装されていないことがほとんど。

ばらまき土産の場合は、注意が必要です。

ご当地マグネットや雑貨類もなかなか面白いです。

ペナン空港の最新店舗情報は、ペナン空港公式サイトでご確認ください。

レストラン・飲食店

ペナン空港のおすすめ飲食店をいくつかピックアップして紹介します。

マクドナルド（一般エリア）

マクドナルドは一般エリアにあります。

マレー料理を意識したメニュー、充実のチキンメニューなどマレーシア感のあるマックを楽しめます。

特に、期間限定メニューにマレーシアっぽさが出ていることが多いので、ぜひトライしてみてください。

時期によって違うスイーツメニューも要チェック。

ポテトについてくるガーリックスイートチリソースもおすすめです。

スターバックス（一般エリア, 国際線出発）

お土産の章でも紹介したスタバは、

• 出発ロビー（一般エリア）
• 国際線出発（制限エリア）

の2箇所にあります。

定番のドリンクからサンドイッチなどの軽食までカバーできます。

ダンキンドーナツ（国内線出発）

小腹が空いたときにオススメなのが、ダンキンドーナツです。

ダンキンドーナツは、アメリカ資本のドーナツチェーンで、日本に店舗はありません。

海外っぽい色使いのドーナツが楽しめます。

参考：ダンキンドーナツのメニュー

ペナン空港の飲食店最新情報は、ペナン空港公式サイトでご確認ください。

チェックインカウンター

チェックインカウンターは２階に。

ここで、帰路にペナンから飛行機に乗るときのチェックインをします。

シンガポール航空のカウンターはこんな感じ。

搭乗口への入り口

チェックインしたら、保安検査に進みましょう。

日本の空港と同じく、保安検査→出国手続き→出発ロビーという順番なので、迷うことはないでしょう。

国際線

保安検査場は２階です。

「International Departure」と書かれた入り口から入ります。

国内線

国内線の保安検査場も２階です。

国内線は、国際線の入口よりも奥にありわかりにくいです。

「Domestic Departure」のサインを追って進みましょう。

周辺観光地

まとめ